迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

いよいよカウントダウン開始ですw

♪〜もういくつ寝ると、繋がるよw 神戸と奈良が直通で、難波経由で繋がるよ。早く開業して阪神なんば線w
そうです、もう開業まで1ヶ月切ってますよ。双方の駅舎やホームの改良工事も急ピッチで進み、阪神近鉄の双方はもちろん、沿線上の南海や阪神と資本統合している阪急の中吊り広告にも、ダメ猫…もとい、阪神タイガースの真弓監督を使った開通告知が目立つ様になり、更には双方のダイヤ改正のニュースも続々と報じられる様になってきてます。すべての計画は、今から60年も前にスタートしてて、やっと“夢の実現”がなされる時が近付いてきてるのです。

これもひとえに、最近の建築技術…特に軟弱地盤の地下を掘削するシールド工法が確立された事による影響が大きいと思われる。去年開業した京阪中之島線もそうだが、川縁や河川を埋め立てて作られた人工的な部分か多い為、計画当初では高架での敷設が計画されていたものの、都市開発の変更等で頓挫し、しかも近鉄側が地下に延伸工事をやった為に、それに合わす為に、西九条の高架部分から半ば強引に地下に入るという、まさにジェットコースター顔負けの高低差が生まれ、しかも九条〜桜川の区間に、当時には計画がなかった京セラドーム大阪ができたモンだから、京阪本線上の滝井〜土居間並の最短区間ができてしまったというオチまでついているw
けど、今回の開通は、本当の意味で関西経済は“勝負のとき”であると、自覚しなくてはならない。なぜなら、ミナミの再開発の“総仕上げ”であるとともに、今後の人の流れは完全に、キタとミナミで住み分けされてしまう事も意味する。つまり、ヨコの動きは発達するが、その事によってタテの動きが鈍る危険性が出てくるのだ。言い換えると、御堂筋線四つ橋線大阪市営地下鉄の主要路線の混雑が緩和されるが、それに繋がる千日前線や中央線等の利用が減る可能性も高い。そしてそれは、JR大阪環状線東西線にとっても痛手になるかもしれない。逆を言えば、有事(人身事故や設備トラブル等)の振替輸送の選択肢が増えるという事でもある。つまり、JR神戸線京都線大和路線等でトラブルがあっても、南海沿線や近鉄沿線に住んでるモンにとっては、神戸方面に抜ける選択肢が難波から直結してる路線ができた事によって、最悪の事態を避ける事ができるのである。
で、もうひとつ今年中に変化する部分がある。そう、京阪の淀駅である。淀はご存知の通り、京都競馬場の最寄駅である。この付近は競馬開催中は、普段以上に踏切付近での交通渋滞が激しいため、緊急時にはクルマが使えない。そこで現在、この付近を高架化する工事が進んでいる。京阪の公式発表では、9月頃には大阪方面が工事完了となる予定で、秋の京都開催には淀駅を通過する京阪8000系DDの車窓から、パドック付近の賑わいを見る事ができるかもしれない。(現時点では、生け垣がある為DDの上段部分でも見る事ができない。)そういう意味では、今年の京阪神在住の鉄ヲタにとっては、楽しみが尽きないw