迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

やっぱり“ICOCA”が最強ですw

こないだ、大井競馬場からの帰りに、ちょっと試してみたかった事があって、わざと沼津に寄った訳だが、コレで判明した事は、タイトルの通りである。そう、ちょっとズルルール的な“裏ワザ”なんだが、JR西日本が出している“ICOCA”1枚で、播州赤穂から函南(かんなみ※2013.1.8訂正)まで行けちゃうのだw てのも、コレのポイントは、“PiTaPa”が使えるエリアを上手く活用する事…つまり、近鉄の“営業区間”が重要なのだ。で、ぶっちゃけた話だが、フルチャージ(2万円が上限)した“ICOCA”と函南〜熱海の切符代(営業キロ数は、凡そ10kmなんで190円程度)があれば、鈍行と近鉄だけで東京までは、なんとか行けるって訳だw

ご存知の通り、近鉄は日本の私鉄のなかでも、最も営業区間が長い事で有名な関西の大手私鉄である。で、普通の“スルっとKANSAI”の規定では、青山町が適応区間の限界となっているんだが、実は“PiTaPa”に関して言えば、名古屋まで使えるのである。つまり、普通にJRだけなら、いくら“ICOCA”が最強と言えど、JR東海の“TOICA”の区間関ヶ原までしか届いていないから米原で途切れてしまうのだが、“PiTaPa"と“ICOCA”が相互利用が可能という事を知っていれば、鶴橋から近鉄経由で名古屋に出て、そのまま東海道線を乗り継げば、なんとかなるって訳だ。
ところが、このサービスは今の段階では“Suica”や“TOICA”ではできない事になっている。言い方を変えると、“ICOCA”が使える区間が広いのは、JRグループのIC乗車システムの“空白区間”の一部を、関西の私鉄が見事なまでにカバーしてるからこそであり、それに適応したIC乗車システムが相互利用ができるからこその“裏ワサ”なのである。たしかに、“Suica”は活用範囲が広いから便利なのだが、結局使える範囲は首都圏の私鉄とJR東日本の一部区間だけであり、他のJRグループと被る私鉄や交通局では相互で使えないがばっかりに“役立たず”という事になる。
ま、そもそもこのシステム自身のベースは“スルっとKANSAI”であって、それをJRや関東の私鉄がマネして作ったのが、現在のシステムな訳である。しかも“PiTaPa"の導入を考えている地方の交通機関…特に西日本の私鉄では、使える路線が広がった際の事業者負担よりも、乗客の利便性を優先にしてる為に、今後“Suica”との相互利用も考えてるのではないだろうか。そうなると一番バカを見るのは、関東の私鉄ではなかろうか?(“スルっとKANSAI”を模した“パスネット”が、ものの見事にコケましたからねぇw)