迷馬の隠れ家 はてな本館

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マーティの真面目にプライオリティー 2009年5月号(衛生の基本は手洗いから…)

新型インフルエンザが世界中に蔓延している今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?今月もボク、マーティがお届けする“まじプラ”にお付き合いください。
さて、今月はパンデミック発生と推測されそうな状態を考慮し、基本的な衛生管理、つまり、外出や調理中における“手洗い”について、少しだけご紹介しようと思います。ま、マスターは仕事上、こういう事は勤務先で何度も講習を受けている様なんで、理解されていると思いますが…

基本的に、外出先でのインフルエンザウィルスの空気感染を防ぐには、マスクを正しく使用する事が大事ですが、それだけでは十分ではありません。というのも、マスクで防げれるのは感染者からの飛沫物(痰や唾液など)で、空気中に漂っているウィルスまでは除去しきれません。もし、完璧な状態で除去しようと思った場合、それこそ防毒マスクの様な仰々しいマスクを、四六時中つけていなければなりません。また、飛沫物が直接、自分の身に掛かるとは限りません。特に通勤電車や公共の場において、手すりや壁などは、最後に誰が触ったのかわからない状態で放置されているのが殆どです。そこで、重要になるのが、その“後処理”なのです。特に、手は日常において使う頻度は高いですから、常に清潔にするためには、手の洗浄は不可欠です。
では、どのようにするのが“正しい手洗い”なのでしょうか?まずは、こちらを御覧ください。通常の石けんでもそうですが、しっかりと泡を立てて、それをまんべんなく擦る様に塗り広げ、最後は流水で石けん成分が残らない様にすすぎ、水分を完全に拭き取ります。しかし、重要なのはその“洗う手順“と“時間”です。よく使う掌部分は洗剤を泡立てる際に同時に行えますから問題ないのですが、よく忘れるのは手首や手の甲です。食品衛生管理者の場合、更に肘までの部分と指先の爪の間を洗いますから、実際に手洗いをするのに2〜3分かかります。ですが、家庭でも最低、キチンと洗おうとすれば1分以上掛けて洗うのがベストでしょう。但し、それはあくまでも目安であって、最初から泡立てた状態で洗剤が使える場合や、敏感肌で皮膚科から指示が出てる場合は、この限りではありません。
また、本来ですと、この後にアルコール消毒を施す事で“手洗い終了”となる訳ですが、家庭では余程でない限り、そこまでする必要はないと思います。(やり過ぎると、却って人間が本来持っている、免疫力そのものが弱りますから…w)また、使っている石けんや洗剤によっては、そういうのを省略する事も可能です。とはいえ、過剰なまでに用心したいなら、市販の消毒用アルコール(無水エタノール)を水で薄めて使いましょう。あくまで、ジンやウオッカなどのスピリッツ類で代用するのは緊急時(災害時で手持ちに消毒剤がない場合など)のみで、通常の消毒には使えません。(当たり前ですw)
過剰なまでの除菌・消毒は、却って体によくありませんが、最低限の感染リスクを緩和するためにも、日頃から手洗いの習慣を、身につけておく事も大事です。
今月は、ここまでにしときましょう。担当はボク、マーティでした。