衆院選の後なのに…

いやはや、オイラが住む街では、市長選なんだよなw 政令指定都市になって初めての市長選とあって、各陣営必死です。ま、下馬評は現職よりも“傀儡”の方が勝つのではとの事。そうなると、今までの再開発事業がすべて白紙になって、厄介なことが起きてしまうかも…恩知らずな輩が長だと、ホント、下っ端自治体は苦労します、やれやれ。

これは、衆院選の時にも書いたが、後先を考えない有権者が多い程、マスコミの情報すら参考にならないのがスジで、結局は勢いだけの“スカスカ政治”がまかり通ってしまう訳である。事実、鳩山内閣になってから、その大臣職の面々の発言を聞いて、有権者の殆どが、今更になって呆れ返ってる。何度も言うが、そんなバカを選んだのは“自分達”である。それを忘れて文句を言ってる様では、日本人は“脳ナシ”とバカにされて当然である。忘れちゃ困るが、選挙で決まるのは、政治家だけじゃなく、自分達自身の子孫の行く末である。つまり、未来を決める礎は、現時点で“有権者”となっている者全員の意思である。したがって、世間の噂やヘンな情報に流され、エエ加減な気持ちで一票を投じる事は、却って子供達から恨みを買う事になる。まして、自分達のポジションなど、年齢とともに変化してるのに気付かない様では、後々“こんなハズではなかった…”とボヤく事になる。
脱線ついでにこんな話をするのはなんだが、高速道路が週末＆祝日限定で1,000円均一で走れる様になって、交通渋滞がヒドくなっているのは御存知の通りだが、無料化になれば、おそらく“高速道路”という役目そのものが無意味になると思う。なぜなら、元々は長距離を運転するドライバーの、一般道での速度規制や信号待ちによる体力的な負担をなるだけ軽減するために、信号や交差点などを廃除し、速度規制を緩和した道路が必要となった訳で、通常より早く目的地に着くからこそ“高速道路”なのである。(ただ、一人で長距離運転してると、意外かもしれないが、同じ姿勢でクルマを運転してるから、アクセルとブレーキを操作する右膝に負担が掛かり過ぎて、しばらく歩けなくなるのよw)
トンチンカンな事を言う人程、実はそういう“苦労話”系の経験が希薄である。つまり、無知過ぎるのだ。こういう事は、意外と経験者以外にはわかりづらい部分である。介護や育児に関しても同じで、その道の“プロ”とされる人らでも、専門用語で説明はできても、一般的な言葉では、実情を話せないのが現状である。かと言って、“素人だから…”と敬遠して、説明責任を果たさないのは“プロ失格”でもある。コレが難しいのだ。だから、一番重要なのは“自分がどうされたいか”を想像できる能力と、それに似合う“先見の明”が必要なのである。ま、こんなこと言っても、難し過ぎるからスルーされる訳なんだが…。