迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

月刊ヒデボー通信 2009年10月号

こんにちは、今月は通常通りの更新です。
さて、2016年のオリンピック開催都市が、ブラジルのリオデジャネイロになりましたね。東京も立候補してた様ですが、2回目の投票で落選…マスターに言わせれば、不況真っ直中の日本より、まして既存の大国での開催よりも、南米やアフリカでの開催の方が話題性もあるし、世界的な流れからいって、勢いがある国での開催こそ相応しいんじゃないかって事です。確かに、過去に大阪や名古屋が落選してる事を踏まえると、東京でやる必要性もないし、まして日本人が渇望してるのは、オリンピックでも万博でもなく、経済復興とグローバリゼーションの中で生き抜く知恵なんですよね。そこの部分、今の政治家は、ちゃんと考えてない様な気がします。

政治の話といえば、ついこないだの衆院選の結果を見て、ボクなりの意見ですが、“偽りの政権交代”をアシストしたマスコミは、やがて来る“政府の暴走”を止められなくなると思ってます。そもそも、マスコミはいかなる立場にもならない中立を保ってこその存在であるべきなんですが、SSのチルトさんじゃないけど、どうも世間を“自分の言いなり”にしたくて、情報操作をし過ぎてる気配を感じます。もちろん、時には必要な事かもしれませんが、世間は既に、インターネットで世界中から様々な情報を手に入れている状況で、真実を求めているのにも関わらず、流れてる情報がスカスカだと、誰も見向きもしません。まして、同じニュースを追いかける状況は、まさに異常です。もちろん、それはそれで構わないのですが、他のメディアで報じられている事を、わざわざ同じ様に報じてる事自体が、とても気持ち悪いです。芸能界の薬物汚染にしろ、選挙の印象操作にしろ、視聴者が知りたい情報を公平に流すべきなのに、あまりにも情報そのものが偏っている…これでは判断基準が乏しいため、“自分で考える”という作業をサボり、ただマスコミが作り上げた“世間の風潮”に押し流されているだけだと思うんです。
正しいと思う事は、世間の上辺だけの情報ではなく、自分自身の経験や感覚が最終判断の決め手になります。しかしながら、昨今の人々は、“何を信じて良いのかわからない”という人が多いのではないでしょうか。そういう意味では、株価が下落したり、為替で円高傾向になったりするのは、世界中の通貨の信用が、マネーゲームのやり過ぎで失墜した結果じゃないかなぁ…って思ってます。つまり、現代人に欠けているのは、結局のところ、“人の温もり”ではないかと、ボクはボクなりに考えてます。そういう意味では、今のボクにとって、マスターと一緒に生活するという選択肢は、間違いじゃなかったと胸を張って言い切れるんです。むしろ、もっと早くマスターに、それも“生前さん”として逢っていたなら…いや、ボクの場合、コレでよかったのかもしれません。(自殺という結末はともかく…)
そういえば、マーグ先輩がしばらくいなかったのですが、実は、“生前さん”が可愛がってた大学の後輩が、同じ様な病で亡くなったという一報を受けて、ちょっとマスターの下を離れたんです。相当な落ち込み様でしたよ、普段明るいマーグ先輩が…相当ショックだった様です。何となくわかります、自分自身にとって“大切な存在”が、少しでも長く健やかであって欲しいと思う気持ち…たとえ、今は鬼籍の者であったとしても、それは変わらないです。まして、自分と同じ病で苦しんだとなれば、その思いは更に強くなります。だからこそ、遺されたる者が一人、また一人いなくなる事は、ボクらを覚えててくれる人がいなくなるのと同じで、とても辛いのです。
ちょっと、湿っぽい感じになっちゃいましたね。今月はこのくらいで失礼します。では。