純喫茶“It's Me CAFE” 第二夜w

マーティ(以下テ):昨日は昨日だっただけに、またチルトさんが来たら、気不味い状況になりかねませんね…まして、無銭飲食されちゃいましたから…
ｶﾗﾝｺﾛﾝ…
おっと、いらっしゃい。
ノブ(以下ノ):まいど、今回は喫茶店かいな。ま、マーティはお酒が全然ダメやったさかい、しゃあないな。
テ:申し訳ございません、ノブさん。
ノ:ええよええよ。ボクかて、コーヒーは好きな方やし、アルコール抜きでも気にせえへんよ。まして、この店は禁煙やろ？喫煙マナーだけは遵守せえへんかったら、ますます喫煙できへん様なるさかいな。
テ:ご協力感謝します…さて、では何を飲まれますか？
ノ:ホットのストロングコーヒー。同じ大阪人やったら、わかるやろ？
テ:了解です、少々お待ちくださいw

ノ:そういや、ボクとマーティって、同じ大阪人やのに、まったくといって正反対やんな？
テ:そうですか？出身もほぼ同じ(注:実は二人とも阿倍野界隈出身w)トコですし、所属放送局も同じ系列でしたから、そんな事ないと思うんですが…
ノ:だってやな、キミは大阪弁そのものを封じてるやろ？ボク普段は、大阪弁を使とるさかい、喋り方が違うやん。それに、ボクは元々ラジオ出身やけど、キミはテレビオンリーやろ？
テ:…いわれてみると、そうですね。あ、ストロングコーヒー、お待たせしました。つd_|
ノ:お、コレやコレや…う〜ん、この苦味がタマランわ。
テ:シティローストしたモカをブレンドしました。
ノ:ほう…そいでか、この味わいは。
テ:さっきの話の続きじゃないですが、同じ系列局といっても、ボクとノブさんが直接会う事って、殆ど皆無でしたね。
ノ:せやな。ボクはバレーボールの実況を、あんましせえへんかったさかい、滅多な事で同じ現場…ってのはなかったな。
テ:ボクがスポアナとしてデビューした当時って、ノブさんは既に競馬オンリーでしたっけ？
ノ:何言うてんねん、野球とかもやっとたで。ま、ぶっちゃけ、競馬中継かて、今でいうトコのG1レースを杉やんに譲ったトコやし、もっぱら後輩の指導役やったな。
テ:あ、そうか。ボクがバレーボールの実況アナだった頃って、既に競馬実況を杉本さんに任せられたんでしたっけ。
ノ:丁度、カラー放送へ移行する際に、“そろそろ杉やんに、実況を譲ったらどうや”って、上役から打診されたんや。ホンマは、時期尚早やと思とったんやけど、ボクばっか実況やっとったら、杉やんや馬場に経験を積ます事できへん様になるさかい、ボクが進行役になって、なるだけ杉やん達のサポートに回ったんや。
テ:そういや、マスターの手元に、杉本さんが書かれた本が…
ノ:あ、ホンマやw…けどな、この本は、ボクの“生前さん”が亡くなる５年程前に出版されたヤツや。杉やん、かなり気ぃ使て書いてるわw
テ:読み返すと、そういう事に気付く事もあるんですね。
ノ:ああ見えて、意外と不器用なトコあるさかいなぁ…お、もうこんな時間？ほな、そろそろ退散しますわ。
ﾁｬﾘ…つ(小銭)　これでエエかな？
テ:あ、いけますよ。
ノ:ほな、お邪魔さん。ﾉｼ
テ:まいどあり、お気をつけて。