正しい“ヲタ道”を極める為に…

まずは、コイツ→を見てもらいたい。コレは、ちょっと最近起こった出来事なのだが、鉄ヲタでもあるオイラから言わせれば、この映像に出てる連中は、“鉄ヲタ”に非ずだ。
そもそも、“ヲタ”とは、基本的に一匹狼であり、尚かつ、世間一般のマナーを弁えて趣味に没頭し、それを公言するからこそ“ヲタ”なのであって、快楽の為に一般人を邪見に扱うは、“ヲタ”として“ヲタ”を語る事なかれである。つまり、常識無き輩を“ヲタ”と呼ぶ事自体、そもそも間違いであり、迷惑行為を注意しない“ヲタ”は、人生の先輩としても“失格者”である。

ぶっちゃけた話、こういうのを意図的に報じているマスコミの情報しか、一般の人達は知らない訳であり、全般的に、趣味でいろんな事をやってる人を妬むあまりに、“無趣味＝一般常識”という刷り込みが、あまりにも顕著になり過ぎてるだけである。敢えて言うが、有能な“企業戦士”とて、いざ定年を迎え、職を解かれた途端に認知症になるというケースの殆どは、趣味を持つ精神的な余裕がなく、また、一切の芸事(習い事)を“無駄”として切り捨てた結果、“何していいいのかわからない”という状況になる訳である。逆に言えば、若いうちから夢中になれる趣味を、それこそ、仕事とは別に“ライフワーク”としてやってるモンにとっては、定年後だってボケてるヒマすらないのだ。
“鉄ヲタ”…特に“乗り鉄”として言わせてもらうが、日頃からお世話になっている車両に、話題性や他者へ自慢をする為だけに大挙をなして乗ってもらいたくはない。まして、先頭車両に乗るのもいいが、臨時運行の貸切ならともかく、通常運行の車両に乗るという事は、それを利用する乗客もいる訳であり、それを無視して…否、そういう一般の利用客を廃除するバカは、安全な鉄道運行の妨害以外、何者でもない。もちろん、それは“撮り鉄”だろうが“コレ鉄”だろうが関係無い。一般利用客を、自分達の欲求だけで邪険に扱う者は、当然ながら、他の“ヲタ”の品格を下げる最大の“敵”である。だからこそ、一般常識を弁えた“正しきヲタ道”を普及しなくてはならない。
教訓:迷惑行為をやる輩と、自分達をごっちゃにされたくなかったら、自ら進んで“マナーレス”を糾せ。