迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

漢(おとこ)なショートブレッドの作り方w

オイラの、今は亡き婆様の親類に、紅茶や菓子等の貿易商をやってるモンがいる。(ま、某ネズミの国やら偽映画スタジオのお土産品の紅茶とかを取り扱ってるんやけど…)その取り扱っている商品の中に、オイラの好きなお菓子…てか、クッキー“もどき”があるw そう、“ショートブレッド”ってヤツ。意外にも材料そのものは単純に、小麦粉(薄力粉)とバター、砂糖(グラニュー糖)に、ほんのちょいだけ塩を加えて作るんだが、なかなか、あの味わいには近付けない。まして、日本の某菓子メーカーから出ているヤツは、舌触りや食感はいいんだが、いまいちパンチがない…てか、味に深みがない。やはり、あそこのヤツでないとw

休話閑題、ともあれ、日本人好みの“あっさり味”でいいんなら、日本産でいいが、本式…スコットランド流儀のショートブレッドを、もっと手軽に食べたいなら、やはり“手作り”に限るw ってな訳で、誰でも簡単に作れて、アレンジも利くショートブレッドの作り方を…
基本的に、15〜20個分の材料は、薄力粉150g、無塩バタ−100g、グラニュー糖50g(要するに、小麦粉と油脂と糖類の配合比率は“3:2:1”と覚えておくと、大体対応できる)、それと塩(天然塩に限る。岩塩にするか海水塩にするかは、各々の好みでw)を少々(有塩バターを使う際は省略w)。あと、好みでチョコチップやナッツ類、紅茶葉(できれば、アールグレイ等のフレーバーティー系の方が香りがいい)、スパイス(シナモンや生姜などw)等を、好みに合わせて入れてみよう。
1)常温で柔らかくなったバターをボウルに入れて、ひたすらクリーム状になるまでホイッパー(泡立て器、別段木ベラでも充分w)で練る。
2)クリーム状になったバターにグラニュー糖と塩を加え、更に練る。
3)コレに、ふるい掛けした薄力粉を加えて、木ベラで全体が顆粒状になるまで混ぜ合わせる。(他に混ぜ込みたい具材があるなら、この時点で混ぜ合わせるw)
4)揉みこむ様にして生地をまとめたら、クッキングシートを敷いた天板に、好きなカタチに形成して、一旦冷凍庫へw 生地の油脂分を凝固させる事で、焼いている際の形崩れを防ぐ為だが、コレは無視してもいいw(家で食べる分なら、形なんてキ・ニ・シ・ナーイw)
5)およそ170℃のオーブンに入れて、10分ぐらい焼けば完成。焼きたてホヤホヤだと、バターが溶けた状態なんでメチャクチャ柔らかいが、冷めるとグラニュー糖の影響で、糖分が飴の様に固くなって、あの歯ごたえになる。
チョコチップやナッツ類を入れると、ナッツの油脂分がプラスされる為、結構柔らかい仕上がりになるし、紅茶葉を入れるとさっぱり味になる。また、シナモンを入れると甘味をセーブできるんで、糖分の調整も可能に…もちろん、砂糖を蜂蜜やメープルシロップに変更する事もできるし、製菓用米粉でも(生地がダレるが)十分作れる。で、この生地に卵を入れれば、普通のクッキー(アイスボックス系)に早変わりするから、一回試してみるといいだろう。