迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

エクウステーション 2010年4月号

シン(以下シ):競馬ファンの皆様、こんばんは。そして、諸般の事情で今月号の更新が遅れました。この場を借りて、深くお詫びします。
ノブ(以下ノ):まいど、ノブさんやで。まぁ…今月はマスターもドタバタしとったさかい、ネタを纏めるのに、苦労してはったようやで。そやけど、今月もいろんな話題が入ってきとるさかい、それで堪忍してや。
シ:まずは、明後日11日に行われる春のクラシック第一弾、桜花賞関連のニュースからです。
ノ:予想とかは、明日の更新時にやるさかい、ここでは書かへんけど、昨日の午後、今年の桜花賞出走馬の枠順が確定したんや。詳しい事は、コレで確認してや。有力視されている出走馬だけ紹介すると、アプリコットフィズが2枠3番、アパパネが5枠9番、アニメイトバイオが7枠13番、ラナンキュラスが8枠16番に入ったんや。
シ:去年は“ブエナビスタvsレッドディザイア”という図式だったこともあって、結構盛り上がりましたが、今年は、抜けた実力馬がいないとあって、混戦ムードになっていますね。
ノ:トライアルで、注目馬が尽く惜敗を喫した事もあり、どれからでも狙えるって感じやね。

シ:さて、次の話題です。5月16日に東京競馬場で行われるヴィクトリアマイル(G1)に、フランスからサプレザが選出されました。
ノ:予備登録の段階では、イギリスからも2頭、出走する予定になってたんやけど、結局、正式に出走の意志を示したのは、去年のマイルCSで3着になったサプレザだけ…ってことになったんや。
シ:日本の馬場に適応できると、陣営が判断したと考えていいでしょう。とはいえ、レースまでに辞退を申し出る場合もあります。しばらくは、様子を見ておきましょう。
さて、次は引退のニュースです。“炎十”で、俺がヴィクトリアカップ推奨馬にしていたザレマが、3月17日付で競走馬登録を抹消、引退しました。今後は、繁殖に上がる予定ですが、繋養先は未定だそうです。

ノ:そういや、こないだの高松宮記念に出走したアルティマトゥーレも、4月2日付で登録抹消、社台ファームで繋養されて、繁殖馬になる予定やねんて。
あ、ちょっと悲しい事があったんで、ご報告。“マチカネ”の冠称で知られる馬主、細川益男さんが、3月31日に肺炎のため、亡くなりはったんや。

シ:(株)ホソカワミクロンの会長で、北海道・日高町待兼牧場を所有し、競走馬の生産にも尽力された方で、“マチカネ”の冠称は、豊中市にある待兼山(まちかねやま)にちなんで使われた名前だそうです。また、その下に付ける名前がユニークで、ジンダイコやカガリビ等、日本古来の言葉を付けてみたり、世代によって様々なテーマに沿った名称を付ける事でも有名でした。
ノ:そやけど、実況するモンにとっては、時々難儀する事もあったんやで。なんせ、“おこしやす”とか“こいさん”なんて名前が出たら、吹き出すん堪えて実況すんのが大変やったんや。
シ:そういう意味では、小田切有一オーナーも、“実況アナ泣かせ”な馬名を付ける事で有名ですね。
ノ:そやけど、関西で“ユニーク馬名”と言ったら、やはり細川オーナーの“マチカネ軍団”の方が有名や。特に、唯一のG1馬である菊花賞馬、マチカネフクキタルは、ダート戦線で活躍したマチカネワラウカドとコンビで、“笑門来福”になるさかい、とても縁起がエエ名前やってん。そういう点で言えば、惜しい人を亡くしてもうたな。
シ:とはいえ、享年85ですから、大往生だったのではないでしょうか。
ノ:ハッΣ(゜ロ゜〃)そやった…
シ:ちなみに社葬として、5月中旬にお別れ会を開く予定だそうです。


ノ:っと、もう時間やな。ほな、また明日、桜花賞予想会で。
シ:そうですね。今月は、この辺で失礼します。