迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

衆参だって、斯くの如し…

この7月に参院選があるってのに、なかなか世間はそういう雰囲気になれない様で…ま、口蹄疫やら金融不安やら、普天間問題やらで、情報が錯綜し過ぎて、何がなんやらな話であるがw
閑話休題以前の話では中途半端な終わり方になってしまったが、衆議院参議院も、ぶっちゃけた話、“アクセル”と“ブレーキ”の関係に近い。つまり、“参院不要論”を掲げる専門家にとって、衆議院の“暴走”を如何にして止める事ができるかを論じていない時点で、オイラから言わせれば“勉強不足”もええトコやのう…と見下している訳だ。

いくら“政権与党”が圧倒的な数で衆議院を牛耳ってても、参議院過半数割れであるなら、いわゆる“ねじれ国会”という状況になる。ま、それで重要案件の審議がグダグダになるのはアレではあるが、問題なのは、なんで衆議院で可決した法案が、参議院では否決、あるいは審議やり直しになるのかということ。コレも、はっきり言ってしまえば“国を守る”為にやっている攻防戦であり、衆議院だけの意見で成立して、後日(法律施行後など)国民に、あるいは国そのものに損益を与える様な事案であった場合、その“責任”は誰が背負うのかという事である。つまり、いくら“子ども手当”を支給しても、その分だけ増税せざる得ないのであれば、それは国民にとって大きな損益になりかねない。また、高速道路の実質無料化についても、普段から高速道路とは無縁である運転免許を保有しない人に取っては、公共交通機関の値上げや増税で、結局損益を被るのがオチである。
当然だが、外国人参政権に関しても、帰化申請して、あるいは難民として定住しているならともかく、自分の意志で就労ビザなどで定住している様な人の場合、むしろ日本そのものの国益に害を成す可能性が高い。まして、今、北朝鮮が不審な動きを見せている以上、解禁すれば、確実に“無血侵略”という、なんともおマヌケな結末を迎えてしまう。
そういった事を、現場の“有識者”として招かれて審議するのが参議院の“仕事”であって、単なる名誉職ではない。つまり、事業仕分けとか、個別の法案審議とかは、本来、参議院の部局が取り扱うモンであって、仰々しい“パフォーマンス”として公開する様なモンじゃない。言ってみれば、今の政府はポーズだけはやっているんだが、中身はスカスカ過ぎて、有権者をバカにしている訳である。忘れてはいけない、それを“選んだ”のは、言うまでもなく有権者自身だ。だから、そこでの“けじめ”を付ける意味でも、次の選挙では、過去のネームバリューではなく、本気で“国家・国民のため”に命張れる、肝の座った候補者を選ぶべきである。そして、何度も言うが、風説の流布を行っているマスコミに惑わされてはいけない。特に、三流タブロイド紙の讒言など、相手にする必要はない。“亡国の咎”を受けるのは、いつだって、一番立場の弱い子ども達だ。そして、民主主義国家において、本当の意味で“一番エラい人”なのは、代議士や大臣ではなく、国民であるという事を忘れているから、ごく一部の“勘違い野郎”に、自分達の国を乗っ取られてしまうのである。