迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

マーグとシンのイベントジョッキーw 2010年6月号

マーグ(以下グ):ういーす、2ヶ月振りの更新だってのに、面白そうなイベントが、全然手に入らねぇ状態なんだよw
シン(以下シ):こんばんは、シンです…う〜ん、やはり不況の煽りなのでしょう。イベントそのものの数が減っているのは確かですね。
グ:またお前かよ…ま、確かに、そうなんだよ。社殿仏閣の儀礼系や、春先からの長期開催のイベントはあるんだけど、いわゆる“この時期限定”という、短期間で尚かつ、無償イベントがあまりにも数が少ない。しかも、開催決定が実施日から半年前告知以外やらないとか…もうね、ユーザーをバカにしてるだろってのが多すぎんだよ。
シ:広告費を節約するあまりに、本来告知するべき時期に告知せずに、中途半端な時期にやってしまうケースが増えてますね。それじゃ、予想以上の来場なんて、期待できませんよ。
グ:ま、そんな中から、今回は大阪での“音楽”関連のオープンスタイルイベントを2つ、紹介するぜ。

シ:まずは、明後日5月29日と30日に行われる、帝塚山音楽祭2010から紹介します。
グ:そもそも、この周辺ってのは…
マーティ(以下テ):はいはーい、地元、阿倍野出身のマーティですw
グ:Σ(゜□゜;)ちょっ、マーティ!!
シ:工エエェェ(´審`ノ)ノェェエエ工 なんでマーティさんが…
テ:現在の帝塚山ってトコは、行政区画上、住吉区阿倍野区に分割されてるんだけど、地名の由来になっているのは、この付近にある、6世紀頃に栄えた大友氏一族の墳丘墓とされる、帝塚山古墳があるからなんだ。で、明治の終わり頃に、南海鉄道(現在の南海電車)がこの地域を住宅地にして以降、ハイソな高級住宅街へと変貌したんだ。そして、私学の学校が開学すると、一気にここは学生街としての顔も持つ様になったんだ。ただ、最近ではその起源になっている帝塚山学園が、キャンパスを奈良の方へ移転させた事から、次々と学生が郊外へと流れたんで、寂れ始めたんだ。そこで、地元の商店主達が、地域活性の起爆剤に…と始めたんが、この帝塚山音楽祭って訳なんだ。
グ:へぇー、そういう事か。マスターが常々言ってる“遊び心”ってのを、地域活性のイベントに仕立てたって訳か。
シ:今でも、芦屋や東灘区山手付近と並ぶ、関西屈指の高級住宅街ですが、やはりここも、昔から学生街として栄えていたんですね。
テ:今でも、電車やバスに乗れば、市大に通えるエリアだから、学生街という部分では、今でも同じだと思うけど…ま、いいやw ともかくこの2日間は、メイン会場である万代池公園メインステージを中心に、周辺の、普段は音楽とは縁遠い店舗の一部をライブステージにして、あらゆるジャンルの音楽を楽しむイベントになっているんだよ。
グ:なんか他にも、フリマやワークショップもある様だな。
テ:“音楽祭なのに、音楽だけじゃない”というのがコンセプトらしいんだ。だから、この区域を走る阪堺電車も、一部車両がライブ会場…なんてのもあるんだよ。
シ:大阪で現存する、唯一の路面電車路線ですね。あ、そういえば…
グ:どうした?シン…
テ:ははーん、阪堺の路面電車まつりだね。これは、6月6日に阪堺我孫子(あびこ)道駅にある、あびこ車庫での鉄ヲタイベントだよ。
グ:Σ(- -ノ)ゲッ 今回、都電荒川線とのコラボだと?!
テ:(´・∀・`)あらら…どちらも経営がヤバヤバな状況で、尚かつ存続を望むファンが多い為、今回、PRで“相互乗入れ”という大胆な企画が行われるみたいだね。
シ:その目玉が、阪堺電車の通称“雲型電車”モ501形に、都電で1970年代まで使われていたカラーリングを施して、今回デビューする事になった様ですね。
グ:しかも都電の方も、7500形に旧来の阪堺カラー塗裝バージョンが、期間限定で登場する様だぜ。
テ:この試みは、今回が初めてらしく、好評だったら、次回以降にも別バージョンが登場するんじゃないかな?

グ:っと、こうしてる場合じゃねぇや。次の話題!! 今度は枚方でのイベントだぜ。
シ:毎年、秋に行われている枚方宿ジャズストリートですが、今回はその“プレイベント”として、6月13日に“ビッグバンドフェスティバル”と称して、京阪枚方市駅コンコースや岡本町公園などで開催されます。
テ:これも、かつて宿場町だった枚方の市街地を、もう一度賑わいを取り戻そうと企画されたイベントだって。
グ:こっちも音楽フェスなんだが、帝塚山が“音楽のちゃんこ鍋”なら、さながらこっちは“音楽の湯豆腐”だな。
テ:なんで?
グ:だって、ジャズ限定だろ、枚方のは。
シ:あ、なるほど…
グ:それにしても…ビッグバンドってのが良いよな。どうしてもジャズって、ピアノメインのトリオや弦楽器系カルテットバンドが主流になりやすいけど、音としても魅力は、やっぱホーンセッションが強化されたビッグバンド系だよな。金管楽器の力強い音と、サックスの様な木管楽器のやわらかなスウィング…タマに聞くと、その雰囲気に酔えるよな。
シ:曲目にもよりますけど、ジャズサウンドでも派手な楽曲は、ビッグバンドでないと、もったいないですからね。

グ:っと、もう時間かよ…しゃあねぇ。来月こそは、いろんな情報、集めておくぜ。それじゃ…担当はオレ、マーグと
シ:シンと
テ:マーティでした。