迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

ノブさんのおせーてKEIBA博士w 2010年8月14日号(そうだ、ばんえい競馬へ行こう?!)



まいど、ノブさんやで。今週も“おせーて”の時間や。最後まで付き合うてや。
今週は、先週の話の続きみたいなモンやねんけど、世界には、サラブレッドの平場&障害競走以外にも、競技用馬車を使ったトロッターレース(主にイタリア)や、ナーダム(モンゴルの草競馬)等、その地域でしか見られへん競馬の存在するんやけど、日本にも“世界で唯一”のオモロい競馬があるんや。それが、ばんえい競馬っちゅうヤツやねん。現在公営ギャンブルとして開催してるんは、北海道の帯広競馬場だけやねんけど、北海道や東北地方では、今でも草競馬レベルでやっているトコもあるんや。

この、“ばんえい競馬”ちゅうのは、サラブレッドやアングロアラブの様な軽種馬と違うて、ベルジャンやブルトン、ペルシュロンといった大型で、農耕や馬車牽引等の重労働を行う事ができる重種馬に鉄ソリを牽引して競わす、世界で唯一の“ひき馬競馬”なんや。コースそのものは、ダートの200m程度の直線やねんけど、途中2カ所のバンケットがあって、ここでの駆け引きが勝負を決めるんや。そやさかい、スタート出遅れとっても、先行馬がソリの最後尾までがゴール板を通過せえへん限り、勝負がついた事にならへんねん。そやから、通常の競馬より時間が掛かるさかい、見慣れてへんかったら、かなりイライラするねんw
そやけど…元々運搬業務をレースにした様なトコがあるさかい、コース上での駆け引き、人馬一体で障害を乗り越えてゴールを目指す姿は、普通の競馬とは違う魅力があるんや。特に、重賞競走に指定されとるレース…そういや、明日はBG1の“ばんえいGP”っちゅうレースがやるんやけど、負担斤量が800kg以上と、結構キツい斤量を牽引する事になるんや。といっても、馬自体が1tぐらいあるさかい、意外とイケたりすんやけど…w ま、もしも北海道に行って、日高地方の牧場巡りに飽いてきたら、ちょっと足を伸ばして、帯広まで行ってみるとエエで。しかも、帯広は北海道随一の“お菓子”の街や。有名なマルセイバターサンド(六花亭)や三方六(柳月)等が製造・販売さてとるさかい、馬券を当てて、お土産のグレードをアップさせるのも、エエんちゃうかな?

という訳で、今週はこの辺で。ほななノシ