迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

“攻(せめ)”の戦略、“柔(やわら)”の構え…

ここにきて、汚沢会派の議員が内乱を起こしているw そもそもは、自分トコの“親分”の尻拭いが不完全である事を、世間…世論は叩いているのであって、ちゃんとした説明責任を果たさないまま、離党だなんだというのは、一昨年の衆院選で“改革”を望んで貴重な一票を投じた有権者をバカにしてるのと同じである。正直にいえば、“自分の所属はどこやねん?”という事。つまり、汚沢と一蓮托生すんのは別段問わぬが、“政党”に対する恩義を愚弄するのであれば、それこそ、自ら進んで議員辞職される事をオススメするw なぜなら、この問題は既に所属政党の手を離れ、国民生活に多大な迷惑…つまり、国会が空転すればする程政権支持率も下がるし、早急に決めなければいけない国家予算の配分や関連法案が“期限切れ”になり、着工している公共事業が放置されたままになる。言い方を変えれば、折角の“無駄削減”をやったつもりが、自分達の優柔不断さがアダとなって、“削減”そのものがムダになるという矛盾を発生させるのだ。

民間企業…特に、中小零細企業では、大手の下請けや孫請けを待っているだけでは生き残れないと察し、今まで培ってきた技能を転用して、新しい技術開発を行ったり、その技術を活かした新商品を海外市場へ売り込もうと躍起である。しかし、正規雇用の求人を出していても、国内でマイナーな事や大手企業の業績に目を奪われがちな学生が敬遠する事もあって、なかなか希望者がいないという。おかしな話である。この長引く“暗黒時代”に、無い物ねだりをやっているのは誰のせいだろうか?
農家の多くはTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の締結に反対している様だが、考え方を変えない限り、結局は今まで以上に苦しむ事になりかねない。つまり、安価な農作物が輸入されれば、確かに太刀打ちできないが、品質を考えた時、必ずしも輸入品が“安全”とは限らない。つまり、海外からの輸入品に対向する術は、価格以外の付加価値的要素の部分。言い方を変えれば、味や栄養価、更には安全性を強調すれば、今まで以上に高品質の作物を、海外に積極的に売り込めるチャンスも出てくる。逆を言えば、商品を見極めるのは消費者であり、価格を重視するなら安い方に流れるだろうが、品質を考える場合なら、必然的に品質管理の良い商品を選ぶ。これは何も、農作物に限った話ではない。衣料品も電化製品も…海外から来る観光客の目当ては、“品質の良い日本ブランド”であって、例えば、中国人が何も日本まで来て中国ブランドの製品を、それも法外な値段で購入するなんて、どう考えてもバカバカしい話ではないかw それと同じ。
つまり、真の意味での“攻”の戦略とは、どんな相手であっても怖じ気つかないで、胸を張ってバンバン主張する事であり、また、相手の嫌がらせに対して、それを逆に利用する程のしたたかさと柔軟にやり返す姿勢を保つ事で、打ち負かせれば良いのであるw そういった戦略を、どういう訳か政治家は率先してやろうとしない。なぜなら、そもそもが“貧乏人”であって、地位や権力を有権者を騙して勝ち得た愚か者だからである。ゆえに、地元の後援会や組織に弱く、自分の判断で戦おうとしない。そういうトコを、海外の政治家は知っているから、ハッタリをカマされるのである。