迷馬の隠れ家 はてな本館

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“佐渡御書”と中東情勢

こんな時間に更新という事は…そうです、仕事サボってますw というのも、先週、仕事中に左腕の上腕二頭筋に疲労が蓄積して不全断裂をやらかし、一時握力が出ない状態に…あ、今はだいぶ戻ってますが、現時点ではドクターストップ状態です。ま、ぼちぼち治していきますが…
休話閑題。今月の研賛御書である“佐渡御書”は、大まかな事は5年前にやった訳だが、“時に適う”というのはこういう事かと考えさせられる事態が起きている。日本もそうだが、イスラム圏…特に北アフリカから中東にかけての反政府デモは、まさにコレである。

そもそも、中東や共産圏の国々に独裁政治が多いのは何故かと言えば、ようするに“人間不信”が不安定な情勢を生み、見た目の強さ…権力や財力、武力に怯えた結果、一部の政治家や軍幹部によって全てを奪われた事を諦めてしまった姿が、独裁政治の“正体”である。つまり、一刻も早い安定した社会情勢を求めた結果、自分の弱さゆえに強いヤツに媚びた方が“生き残れる”という感覚が、そういうのを選んでしまう訳である。ぶっちゃけた話、自分の事で精一杯になり過ぎて、社会全般を考える余裕が無くなり、“面倒くさいから…”と放置した結果が、悪政を蔓延らせる事になる訳だ。つまり、不本意な情勢を生み出したのは自分達なのに、その責任を他人に擦り付け過ぎた為に、権力の魔性に振り回される結果を生んだまでに過ぎない。
日本でもそうだが、民主党公明党に協力を打診してる情報が流れているが、今の段階ではそれはデマである。なぜなら、民主党がやろうとしている政策は、そもそも政権奪取の為の“方便”であって、それに加担する程、公明党もバカじゃない。ゆえに、子ども手当や年金改革案に関して、現状では反対の意志を貫く方針…と読むのが正しい。逆に本当の意味でのモラルハザードは、こういったやり方でしか政権運営をできない連立与党…この場合は社民党国民新党も含めた“アンチ創価”連合の“お花畑っぷり”が露呈してるだけの話であり、最初から庶民よりも自分の生活優先の姿勢故の話である。
ただ、何度も言うが、それを選んだのは国民…つまり、“こんな政権運営”を望んだ自分自身の責任であり、その怒りは、最終的には自分自身の“勉強不足”を悔やむ事となる。そうならない為には、マスコミの情報を鵜呑みにするのではなく、過去の事例…つまり、歴史を振り返る事が重要なのである。言い方を変えれば、多くの教典や宗教哲学のその基礎は、常に自分の生活とともにあり、そこから世界情勢を読み解く洞察力と分析力が、政権批判を行うのには必要な“武器”となる。そう、為政者…特に悪政を布く者にとって、考古学者や古文書学者は、もっとも恐るべき“敵対勢力”であり、そこに宗教家や哲学者が加わると、一瞬にして“政権崩壊”を招きかねないとして、迫害を加えてきた訳である。
中国や北朝鮮での報道制限も、実のトコ、こういった“歴史に基づく暴露”を、庶民から遠ざける為の“苦肉の案”であり、ネットの利用も制限されているのが現状である。しかし、オイラは知っている…国民に対して嘘をつき過ぎると、それが原因で情勢不安が広がり、やがて自ら暴走する事になる。それは人類の長い歴史の中で、何度も繰り返された悲劇であり、自浄効果でもある。