迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

炎上覚悟の話…生きている限り…

先に断っておく。絶望感の中で下手な励ましを書くよりも、この現状を“楽しもう”という心理の下で書かせてもらう。なぜなら、戦争も災害も知らぬ世代の者故に話だ。言い方を変えれば、生きている間に、こんな“終末感”を味わう事など、滅多に無い話であり、歴史に残る出来事である事は間違いないからである。そして、その現場に“立ち合える”という感覚は、そうそうない。逆を言えば、知らない方が幸せだった時間が長過ぎて、平和である事が当たり前過ぎたからこそ、この惨劇を目の当たりにして、泣き崩れているだけだと思うからだ。

だけど、これが自然からの“答え”である。まるで、今までプレイしたRPGを、“失敗した”という理由だけでリセットボタンを押された心境と同じ…そう、すべてが“無駄”だったからこそ、地球そのものが断捨利しようとやってのけたと考えていいのかもしれない。

だったら、なんで我々は日本という島国に生まれ来たのだろう?

もし、そんな事を考えたのならば、すぐに行動できるハズだ。そう、津波で更地になった港町で、自失呆然と立ち尽くして泣くよりも、まずはその瓦礫を退けてやれ。亡骸が見つかっても、そこで泣いてる暇なんて無い。むしろ“よくぞ、沖に流されずに残っててくれた”と褒めてやれ。それこそ、現時点では最大の供養だ。

とにかく、自分の手でできる事すべて、復興とか救援とかじゃなく、“俺はココにいる”とアピールし続けろ。そう、本当の意味で“生きた証”を、その地に残せ。今は無意味な事に見えるけど、振り返って見た時、確実にこの出来事を後世に伝える事になる。そして、そこに自分の存在を残す事で、この時代に、この出来事に“めぐり逢えた”という意味を知る事になる。

歴史とは、常にその“生きた証”を残せた分以外は、消去される宿命である。でも、それをひっくり返してやろうじゃないか!! そのためにできる事は、今の時点でもたくさんあるじゃないか。困難を乗り越えられる人は、本当の意味での“敗北”を知っている。それは、後悔の念に縛られ、悲観的な感情で物事を見ようする、醜い姿だ。どんなに悔いようが、誰かを怨もうが、時の流れは止まってくれない。なぜなら、歴史も“生き物”だから。ならば、立ち上がれ!! 歩いていけ!! そして、自ら振り向くな!! その生き様を、この時代にしっかりと踏みつけてやれ!!

大切なモノを失った様に見えても、少し冷静になれば見えてくる… 最初から“それ”は自分の掌にあったか?失った“宝物”は、本当に“失った”のか?自分の本当に“守りたかったモノ”とは何か…自分の目の前にある、本当の“宝物”は、自分以外の誰にも掴む事も、まして、壊す事などできない。その瞬間に失ったモノは、その時点で、自分には“不必要なモノ”だっただけ。本当に必要なモノは、いつも自分の中にあるじゃないか!!

忘れるな、その胸の痛みを、悲しみを。だけど…囚われるな!! 生きている…それがまず最初の宝。そして、信じられるモノがある…それがもうひとつの宝。物質的なモノは、いずれは消え去るのが宿命。だけど、思い出や絆は消えたりしない!!

それこそ、“蔵の財より身の財すぐれたり、身の財より心の財、第一なり”である。“心こそ大切なれ”とは、物質的なモノを消失した途端に自らの生命をも消え入る様な考えではない。この惨状を嘆くよりも、むしろ“リスタート”と考える方が賢い。決して諦めない。決して折れない。そして、決して負けない…そう、今から攻の姿勢で行こう!! まだ終わっていない、自分の人生なのだから。この国を、本気でやり直すチャンスだぜ。

負ける事が嫌なら、今すぐ戦え!! この現状から逃げるのではなく、立ち向かえ!! たとえそれで、自分の命運が尽き果てようとも、その後に続く者がいる限り、終わりじゃない!! 続くんだ!! 本気で戦おう!! どんなに苦しくても、悲しくても、やるせない怒りが込み上げても…自分自身に胸を張れ!! そして、突き進め!! 亡くなった者の思いも、その胸に抱きしめて、未来へ…



“強くあれ!!東北!! 強くあれ!! 関東!!”