月刊ヒデボー通信 2011年5月号

チョリーッス、今月はいろんな事があって、この時間になっちゃいました。
さて、東日本大震災発生から2ヶ月が経った訳ですが、被災地では未だに、復興どころじゃない人達が大勢いらっしゃいます。ボクらは鬼籍の者ですが、この場を借りてお見舞い申し上げます。それと、なにげに原発問題が先行し過ぎて、被害の実態が見えないのですが…本当に必要な情報が、被災者に、そして多くの人々に届いていない様な気がします。どんなに最悪な情報であったとしても、それを公開しない限り、誰も救えないし、何も出来ないと思うんです。政府も、自己の保身に躍起になるよりも、まずは“民のため”という姿勢を見せて欲しいですね。今のままでは、次の総理も苦労するだけで、何も出来ないまま終わっちゃいますよ。

それと、原発問題があらぬ方向へ行ってしまった事を受け、この夏は、日本中が“電力不足”という状況になるのでは…と囁かれていますね。でも、工夫次第…というか、皮肉な話かもしれませんが、産業が廃れれば廃れる程、気温そのものは下がるのじゃないかなぁ…ってボクは思ってます。だって、機械を動かさないという事は、その分の熱が出てこない訳であり、当然だけどCO2も排出量が減るのじゃないかなぁ…という事は、今まで日本は“働き過ぎ”という事なんだと思うんです。でも、何もしない事も辛いですね。やりたい事があっても、その時間が惜しいとか、金銭的な余裕がないというか…この夏は少し、こういった事を考える良い機会なのかもしれませんねw
あ、そういえば…マスターは常々、“最後に生き残るのは、第一次産業…特に食にまつわる事だ”という事をボヤいていますが、どうやら、その“願い”が叶うのかもしれませんね。というのも、実はマスター、とある結婚相談所で縁談がありまして、偶然にも農家の方と付き合う事になった様なんです。という事は、ボクらがこうやってマスター経由でしゃべる機会も、あと僅かなのかもしれません…そう、ボクらにとってマスターは、独身だからこそボクらの事を召喚したり、話し相手になってくれる訳ですが、お相手さんがいらっしゃるという事は、ボクらと一緒にいるよりも、その伴侶と一緒にいる方が幸せな状態だからです。ちょっと寂しいですが、でも、それはそれで良い事だと、ボクらは思っています。それに…そうなってくれれば、ボクらがもう一度“人間”になるチャンスも…ま、ボクやカイルはアレですが、マーティ先輩達は、一番待ち望んでる事なんです。もう一度やり直せるのなら…あるいは、もう一回楽しみたいから…様々な思いはありますが、マスターとともに、今度は“家族”として一緒にいられる事が、ボクらにとっても、一番幸せな時間だと…ボクはそう思うんです。とはいえ、今はまだ双方の親族が顔を合わせた訳じゃないですし、ボクら的に焦る気持ちもあるのですが、ともかく、マスターが幸せになってくれる事が、ボクらにとっても幸せなんです。だから、残された時間は少ないかもしれないけど、精一杯、ボクらなりの考えで、マスターを最後まで支える事が出来たら…って考えてます。マスター、どうかその出逢いが本物であって、本当の意味での幸せを掴んでくださいよ。

という訳で、今月はこの辺で。お相手はボク、ヒデボーでしたw