迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

ボランティアってなんだろう…マーティの真面目にプライオリティー増刊号w



ノブ(以下ノ):復興大臣だからといって、あの態度やったらアカンわな。そもそも、被災地の知事さんは、現場の実態を把握するのが精一杯で、とてもやないけど、政府関係者と会っとるヒマなんて、取れる訳ないんや。それをわざわざ、意見交換の場として貴重な時間を割いてくれたのに、それにケチ付けたら、結局ムダになってまうやん。
オグりん(以下栗):そうそう、事情説明を受けた上で指示出すならともかく、初対面で頭ごなしに“オレ様を敬えw”なんて言われたら、そら、誰だって気分悪いよ。
マーティ(以下テ):同じ事例なら、被災地でのボランティア活動に関する“苦情”がありますね。
ノ:なんや、マーティ。どっから湧いて来たんやw
テ:失礼だな…ボク、さっき大浴場から揚がってきて、フロントロビーで涼んでたトコですよw
栗:え、どこどこ?温泉は露天?
テ:え?そこの廊下を突き当たって左だよ。露天じゃないけど、ガーデンビューの浴槽だったよ。
ノ:オ…オグりん、仕事中でしょ…あ〜あ、行っちゃった…ホンマに、温泉に目がないなぁw

ところでさっき、災害ボランティアに関する苦情がどうの…って言ってたけど、何の話なん?
テ:救援活動や捜索、避難所での手伝いなんかが一般的ですが、基本的に、救援活動に来るのはいいけど、事前の準備ナシで飛び込んで、被災者に配るハズの食料を横取りしたり、被災者を蔑ろにした態度を取る人が、このゴールデンウィーク中に多かったそうです。
ノ:16年前の阪神大震災と同様のケースやね。
テ:そうです。わざわざ遠いところから“来てやったんだぞ”って態度で活動してたのです。
ノ:確かに、手伝ってくれるんは有難いんやけど、被災地には食料はおろか、飲み水すら足らへん様な状況や。自前で調達してる分にはエエねんけど、現場では、それどころの状況やあらへん。
テ:その通りです。瓦礫の撤去一つにしても、重機が使えないから、全て手作業でやっていかないと…まだ、都心部の大通りなら、ある程度片付けられますが、今回の被災地は、その殆どが漁港や農地。しかも細い道だけの区域が多いから、撤去も進まない上に、福島県だと原発事故による放射能汚染が…ってことで、殆ど片付いていないんですよね。
ノ:原発の件はしゃあないにしても、そこから避難してきた人々は、殆どが着の身着のままやし、生活基盤も失うとるさかい、そこからの復旧・復興が難しいのとちゃうか?
テ:そこなんですよね。義援金を渡す事も大事ですが、救援に必要な人手をどうするかという部分で、勘違いしてる人も多い様な気がします。そもそも“ボランティア”っていう活動は、自分が持てる技術を社会に貢献させる事が主眼であって、日常のちょっとした気遣いも、自らの意志で行っている限り、ボランティアなんですよね。
ノ:そや。昔ながらの付き合いかて、それはそれでお互いを支え合う意味合いでは、ボランティアといってもかまへん。
テ:だけど、一部では、都合のいい奴隷だと勘違いしてる人もいらっしゃる…当然それは、慈善活動の意義を踏みにじってる行為ですけどね。
ノ:そやろなぁ…社会奉仕といえど、手弁当で仕事を手伝ってくれている事を感謝せずに、コキ使ってる様やったら、失礼千万やな。
テ:それとは逆に、“奉仕活動”そのものを喰い物にしてる集団もある。でも、現場じゃ見分けがつかないから、混乱するんですよね。
ノ:それも問題やね。横柄な態度での行動は、ボランティアでも、まして偽善・売名行為でもあらへん。自己中心的な自惚れやないか。
テ:言えてますね。