迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

子供の人権?ふざけんな!!

よく、“子供の人権”を訴える方が多いが、その殆どが、自分自身が“幼い”事に気付いていない…否、自分自身が大人であるがために、子供以上に“我侭”を行ってる事に気付いていない。もっと酷い話をすれば、“子供の人権”を振りかざしておきながら、実は子供を“人質”にして、自分達の利権を誇示してるのである。オイラから言わせれば、それは子供の人権という名の“利権”で他人を脅してる、ヤクザと同等の暴挙である…と考えている。原発問題にしろ、大阪での役人・教職員の刺青・タトゥー問題にしろ、そして、生活保護の不正受給の問題にしろ、結局のトコ、自分自身が“どうあるべきか”を考えれば、他人はどうでもいい話であり、それが“エエ加減”だからこそ、しょうもない事で蹴躓くのである。

原発問題に関していえば、そもそもは日本のエネルギー自給率の低さ(コスト面で考えて、海外から輸入した方が安上がり…という安易な考え)がすべてであり、メタンハイドレード尖閣諸島一帯の海底油田等を、最初からやっていれば、なんの心配も無かった訳であり、また、過剰に核兵器開発を恐れている連中にも“言い訳”ができるだけの“採掘時事故”が発生すれば、どっちが良いか、考える余裕もできたモノ。それを“避けて”通ろうとしたからこそ、今の政治がグダグダな訳であり、まして事故後の対策を“対岸の火事”で見過ごしてきたツケが、今になって出ただけに過ぎない。そう、更新作業の中に、“建て替え工事”も含めておけば、“福島の悲劇”は最小限の被害で済んだ可能性がある。にも拘らず、それを今まで放っておいた政府の責任は重い。(もちろん、“御上”に振り回されている東電も、その罪は同等にある訳だが…)そこんトコを勘違いして、今更グダグダ言ったトコで、なんの改善にもならない。むしろ状況は悪化するだけ。最初にやるべき事もせずに、文句だけ言いまくるのは単なる駄々捏ねであって、復興や再開発の“邪魔”でしかない。
刺青・タトゥーに関して言えば、そんなモン、一番他人の事を言えた義理じゃない橋下大阪市長の態度の方が、よっぽどの“問題”であって、どんな格好をしてたとしても、社会貢献に尽力してるのであれば、そこんトコは無視できる範囲。むしろ、そういった“見た目”を重視する方が、よっぽどおかしな話。なんせ“真面目そう”に見える人間でも、脱法ハーブでラリってクルマを暴走させるわ、たまたま混雑の中でぶつかった相手に、サバイバルナイフで斬り掛かる様な世の中だ。そういう事を見た目だけで予期できるのか?まして、銀行員でも顧客の預金を横領するヤツに限って、実は地味な存在でありながら、業績が優秀だったりするんだよなぁ…それだけ“見た目”で誤摩化されて、本質を見抜けない人が増えた証拠。逆に、本当に“仕事のできるヤツ”とは、低賃金だろうと、劣悪な職種であろうと、文句一つ言わずに、ただ黙々と目の前の仕事を片付ける事を優先にしている。そこんトコを“見た目”だけで判断できるなら、不当な差別なんぞ、存在するハズが無い。(むしろ、そういう連中は差別を“差別”と思っていないし、むしろ仕事がある事に生き甲斐を感じ、日々の生活に感謝して、主に仕えているモノである)
更に、社会保障…特に生活保護に関して言えば、そもそもの税金が“高過ぎる”事がすべて。但し、高いのは高いなりに“理由”があって、その殆どが、公共ザービスに関する料金徴収の手間を省く為のモノだと考えれば、ある程度は納得できる範疇ではなかろうか?よく、高速道路の料金所を無理矢理突破する連中がいるが、彼等の“言い分”をそのまま額面通りに受け止めれば、名阪国道の様に、地域の財政面で、路面の整備状況がバラバラになるだけでなく、いくつかの高速道は“廃止”にしないとヤバい。(実は、名阪国道奈良県側と三重県側では路面状況が異なっていて、常に整備が行き届いている三重県側は走り易いのに、奈良県側はΩカーブはもとより、路面そのものがボコボコw)それに似合うだけの収入を得てるモンにとってはどうって事は無いが、働きたくても、諸般の事情(雇用の年齢制限に引っ掛かったとか、身障者でできる範囲が限られているとか…)で就職できないのはともかく、そうじゃないヤツが申請を出して、しかもすんなりと通っている事の方が問題。しかも国民年金の支給額(一人2ヶ月分で、およそ15万円)よりも多いとあれば、そっちに流れるもの無理ない話であり、まして農林水産業の殆どは、収入が不安定だから、副業(民宿や直売所での販売等)に勤しむ人が多い。その収入よりも支給額が多いとあれば、当然誰も就労をやらなくなって当然。実は、ギリシャ発のユーロ圏での金融不安も、この部分の“弊害”であって、自分自身で、低賃金でも就労する意欲があってそれに似合う雇用があれば、すぐにでも解決する問題なのだ。それを嫌ったのは、いうまでもなく労働者自身であり、そして、企業も“低価格”を維持する為に、自国よりも物価が安く低賃金で雇える海外の新興国へ拠点を移してる訳である。
いずれの問題も、解決策そのものをやろうとすれば、必ず話し合いが紛糾するのは必至だが、その為に頭を下げる事ができない様では、結果として誰一人として救われない。最小限の“犠牲”を払う事ができないからだ。もっと言えば、自分がその“当事者”になりたくないがあまりに、そのドツボに嵌るのである。もしも勇気を持って、自分自身が“犠牲”になる事を申し出たら、多くの者は、それに頼るでしょう。だって、自分自身が犠牲になりたくないですからw しかし、自らの意志でそれを“望んだ”者にしか、それらに対する“対価”を受けとる事はできません。逆に、利益のみを追求し過ぎれば、却って損益が膨らむだけです。かのスティーブ=ジョブズも、Apple社を立て直すのに必要なのは、安易な経費削減ではなく、飽くなき技術革新だと訴え、その戦略に、多くのエンジニアが奮起した…これが今のApple社の躍進に繋がったのは有名ですが、今の日本の家電メーカーに、松下幸之助を越えられる“技術者”はいますか?彼もまた、現在のパナソニック創業者である前に、一介の技術者でした。だからこそ、現場主義である事を貫いたトップリーダーなのです。また、トヨタがスバルと共同で、今どき流行らないであろうスポーツカー“86”を開発し、発売に踏み切ったのは、現在の社長自身が“走り屋”だからという一面も見過ごせない部分w…つまり、自分自身が“乗ってみたいクルマ”を作ってみようと、トップ直々に言わない限り、恐らくトヨタは“プリウス”シリーズで満足してしまうでしょう。そうじゃないトコが良いじゃないですか。むしろ、久々に“愛すべきバカ”を見た気がします。いや、むしろ、本来日本が目指すべき“技術大国の誇り”を、思い起こす態度じゃないですか。
話が脱線しまくったが、大人なら、こういった事を自らの手でやっていける“自由”がある。しかし子供にはそういった“責任感”と引き換えで手に入れる“自由”そのものが存在しない。子供が“子供”であるが故に、大人が“守られるべき者”として“見下し”ているからこそ、実は子供の“未来”を踏みつぶしてる事に気付かないのです。そう、かつて自分達自身が、大人によって踏みにじられた“未来”を、自らもやってしまっている事に…でも、そこには、それ相応の“対価”としての責任がある。それを長い時間掛けて学ばせるのが、本来の“大人の役目”です。それを放棄した上で“子供の権利を…“と叫ぶ姿は、オイラからすれば、滑稽でしかありません。権利を唱える以上は、子供達の“自由”の為に、自分自身が子供達の目の前で“犠牲”になる姿を見せる事も、必要なのです。いずれ、自分達の跡を継いで、親となるのですから…それが、本当の“大人の役目”です。あなたにその犠牲、払えますか?