迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

ちょっと、久々に18きっぷで旅をしたw

アローハ、カイルっす。一昨日まで、青春18きっぷを使って、大宮の鉄道博物館と、様々な鉄道車両を見る旅に出ました。(と言っても、マスターさんとその旦那の旅行について行っただけですが…w)今回は、マスターさんの旦那が“東京へ行った事がない”という事で、マスターさんが18きっぷ片手に東海道・御殿場・新宿湘南ライン・武蔵野・中央本線と乗継ぐ経路での旅を企画し、それを実行したのです。もちろん、この計画に関しては、半分、ボクの影響もあるんですけどw

初日、早朝の新大阪行きB快速に乗る為に、マスターさんの実家から最寄のJR阪和線の駅に向かって、そこから東海道線をひたすら乗り継ぐ旅の始まりです。途中、西九条から貨物線のラインに入り、そして新大阪に向かう訳ですが、この区間を鈍行で利用する場合、和歌山方向は2本(平日6:25、休日6:28と22:44)あるのですが、新大阪方面は、この和歌山4:52発の列車だけです。ですから、この列車を利用すると、あとの乗り継ぎがスムーズにいく訳です。新大阪から快速に乗り、京都で新快速を待つ事にしました。ここで、マスターさんの実家から持ち込んだおにぎりで朝食。随分と綺麗になった京都駅で、湖西線奈良線の列車を見ながら新快速の到着を待って、そして米原へ。米原からは大垣行きのシャトル列車に乗り、そして名古屋、豊橋、浜松と列車を乗り継いで、一気に静岡に向かおうと思ったのですが、このままだと、予定より早く大宮に到着する可能性もあり、ここで金谷の大井川鐵道への“寄り道”を敢行したのです。ここは、鉄道ファンならご存知の“聖地”であり、新金谷から千頭までSLが走ってたり、更に奥には、日本では数少ないアプト式登山列車が走っている区間なのですが、今回は、時間の都合で乗車はしませんが、せめて車両だけでも…と待った甲斐があって、こんな車両と出逢いました。
NCM_0122.JPG←コレは、マスターさんの実家付近を走ってた、元・南海21000形。長年使われている為に、塗装が剥げたり日差しの加減で焼けている部分もありますが、当時の面影を残したまま、ここでは今でも現役で走ってました。この他にも、京阪旧3000系や元・近鉄16000系なども、一部の編成がこちらへ譲渡され、運用されているんです。
さて、金谷での寄り道も終わり、お昼も過ぎた頃に静岡に到着、ここで時間調整も兼ねて昼食となりました。ここでは静岡らしいモノを…と思い、駅ナカのラーメン屋さんで、シラス入りの塩ラーメン(マスターさんの旦那)と冷やし中華(アボカドツナ入り、マスターさん)をチョイス。味に関して言えば、静岡らしい…というか、海鮮系のラーメンにしては、結構あっさりしててクセのない味と評価しておきます。そして、マーグさんの郷でもある沼津から御殿場線へ。ここは小田急の特急が乗入れている事もあり、途中の停車駅では、沼津へ向かうロマンスカー(MSE・60000形)との行き違いを体験し、そして国府津(こうづ)駅へ。ここで最終の乗り継ぎをやって、大宮まで出ました。
翌日は鉄道博物館と東京駅とその周辺を巡り、最終日、今度は中央線経由での名古屋までの鉄道旅を楽しみます。まず、大宮から南浦和に出て武蔵野線西国分寺まで行き、そこから中央本線をひたすら西へ…途中、甲府で30分待ち合わせを利用して、駅弁を購入。何を選んだかは想像にお任せしますが、鈍行の旅ならではのお楽しみは、やはり車内で駅弁を食す事ではないでしょうか。諏訪湖を左に見て、信州の夏を過ぎ行くままに見るのも、風情があっていいモノです。さて、塩尻まで乗った長野行きの列車に別れを告げ、次は中津川行き…JR東海さん、ここの区間の車両、この時期だけでも、もうちょっと何とかできませんか?実質、2時間近く満員のままでは、結構疲れますよ、真面目な話。特に、登山客にとって、重いリュックを持ったまま立ちっ放しは、ただでさえ疲労困憊状態なのに、来た列車が満員で、しかもワンマン運転だからと言って乗降口を制限されると、地元の人でも使い辛くなりますよ。
閑話休題。なんだかんだ言って中津川まで乗ったあと、快速で名古屋まで…ここまでは順当でした。が、ここで最大のトラブル発生。なんと、東海道線が名古屋〜豊橋で大雨の影響を受け、新幹線共々運転見合わせ。更に関西線および名松線が落雷で停電して、名古屋駅は振替の路線案内で騒然…しかも振替先である近鉄も、名松線と並走する山田線(伊勢中川〜宇治山田)で落雷停電&大阪線(大阪上本町〜伊勢中川)の青山町〜西青山で降雨量が規制値を超えた為に、こちらもダイヤがぐじゃぐじゃ…どっちにしてもラチが開かないので、とりあえず、近鉄に切り換えて帰る事にしました。というのも、次に乗るハズだった米原方面の列車が、名古屋の手前で30分以上停車してて、完全に2時間以上の遅れが見込まれたからです。そこで、無理矢理でも伊勢中川まで運転している近鉄をチョイスした訳です。しかし、先程も言った通り、青山町〜西青山での影響がモロに出て、大阪上本町行きの快速急行が、青山町で運転を打ち切り、大阪側から来た後続の快速急行も連結している車両数がヤバい状態で発車。これで名張まで出た時に、大阪上本町大阪難波行きの特急(救済措置で特急料金免除)が接続するというアナウンスが入り、大阪難波行きをチョイスしました。(先発の大阪上本町行きだと、既に満員で座席に座れる可能性が低かったため。)コレには助かりました。というのも、近鉄の場合、JRの代替輸送や管内でのトラブルでダイヤが乱れた際、周辺の車両基地内で待機している車両を、ほぼ全車救援に回す様になっている為、最寄の特急停車駅からの乗り継ぎを考慮した臨時特急を走らせる事があるんです。更に、運が良ければその車両が、団体貸切用車両(20000系“楽”とか、15200系“あおぞら2”とか…)だったり、通勤型でも普段は滅多にお目にかかれない様な車両が来る場合もあるのです。今回は30000系ビスタEXと12400系サニーがコンビを組んだ8両編成…先に出た22000系ACE&22600Ace8両編成よりも、輸送力からすれば、こっちの方が余裕ある編成だと思います。ちなみに、近鉄の特急車両は、Ace、サニー、ビスタEXは相互で増結可能な為、必要に応じて編成を変えられる仕組みになってます。但し、ビスタEXは最初から4両1編成という扱いの為、増結の際は2両または4両のサニーかAceが基本であり、ビスタEX同士での連結はできない構造になってる様です。(昔のビスタカーシリーズは、2編成併結も可能だった)
とまぁ…いろんな意味で“鉄三昧”な旅でしたが、ボク的には楽しかったですね。また、こういうのができれば、報告したいと思います、では。