迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

純喫茶“It's Me Cafe”2012 3日目

マーティ(以下テ):まだ夜明け前だというのに、昨日早めに寝た影響ですか、マスター…
(ま、そういう事にしといてw)
ふぅ…ボクに気を使わなくても良いんですよ。あ、そういや、今日は太郎の誕生日だっけ?
(クリスマスイブだもんね、今日は。)
そうでした…今年はマスターが体調不良の中での更新だったから、都合4日分しか“営業”できてませんが、内容的には、普段通りの雑談ですから…
エルハ(以下エ):あら、もうそんな時期?じゃ、ブッシュ・ド・ノエルを作らなきゃ。
テ:そういうのは、市販のモノで良いんじゃないかな?ボク的には、シュトーレンとかパネトーネの方が良いんだけど。
エ:じゃ、間を取って、パウンドケーキねw

マーグ(以下グ):まったく…そんな事だろうと思って、去年マスターが作ったレシピを基に、簡単なティラミスを作ってきたぜ。
テ:あ、マーグ…流石だねw
エ:なるほど…カップに銘々で作っておけば、取分けせずとも食べられますわね。
グ:ケーキ…って言ったって、作り方や味は千差万別。クレープやパンケーキだって、巻く具材やソースによって、食事にもデザートにも化ける優れモノだしな。
テ:確かに、ミルクレープはクリームとクレープが段々と層になっているケーキだし、土台となる部分の生地が甘くない分、クリームやチョコなどで補ってデザート用にアレンジしたのが、日本でいうトコの“ケーキ”になるんだよね。
グ:英語では本来、“ケーキ”ってのは食品としては、ハンバーグやマッシュポテトみたいなモンでも、一塊に纏まった形状のモノを指す言葉で、広義では更に、石けんやポリマーの塊も含まれるんだ。ま、食い物の話に戻すと、かまぼこや餅も、英訳する時は“fishcake”と“ricecake”になるしな。
テ:そういえば…“ブレッド”っていう言葉も、日本では単純にパンの事として定着してるけど、本来は、ビスケットやクッキーも“ショートブレッド”って言うんだっけ。
グ:そうそう…イースト菌を使わない、フワフワ食感じゃないモノも、小麦粉と油脂を使って作れば、英語圏の食文化としては“ブレッド”になるんだ。だから、各国の軍隊が兵士に配給する携帯メシ…レーションって言うヤツなんだけど、そこにも、日持ちさせる事を前提に、ショートブレッド系のモノが多いんだ。もちろん、缶詰やレトルト、インスタント食品も多いけど、それらは主におかず…主菜や副菜に多く、主食となる部分は、主菜の邪魔にならないモノが好まれるんだ。だから、必然的にクラッカーや塩味のビスケットが添えられてる事が多いんだ。むしろ、米飯に拘るのは、アジア圏の軍隊(自衛隊含む)に多い傾向なんだ。
エ:ミリタリー系の事はわからないけど、災害救助などの有事の際に、最前線で働く為には、少しでも軽い方が良い…って事ね。
グ:いや…基本的に高カロリーの食事になりがちなんだよ、仕事の内容がハードだからさ。特に陸軍の歩兵部隊となると、自前で食糧を持って行く必要がある。現地調達や調理が可能ならともかく、最前線ではそういう訳にいかない…だから、携帯に便利なレーションが必要になるんだ。だが、携帯するにも、ただのリュックだけならともかく、大概は“重装備”…そうなると、レーションの重量は軽い方が良いんだ。そういう意味では、味よりも栄養価とカロリーを重視して、しかも徒歩での移動中でも食べられるモノが中心になるんだ。そんな中で、ナッツ入りチョコバーやシリアルケーキの類が開発され、そういったモノの一部が、一般市場にも出回ってるって事だ。大塚製薬カロリーメイトとか、三立製菓のカンパンなんかも、ぶっちゃけた話、様々な事情で開発された“携行メシ”の一種なんだ。
(カロリーメイトは、どっちか言ったら、流動食なんだけどね、缶入りのヤツは)
テ:てか…なんでケーキの話からミリメシ系の話に?
グ:ん?そういった部分の説明をやったからじゃんか、オレがw