迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

GQ井戸端会議w 2013年2月号w(師弟関係って難しいよね…)

マーティ(以下テ):ども、マーティです。
マーグ(以下グ):ういーっす、マーグだぜ。
シン(以下シ):こんにちは、シンです。
ヒデボー(以下ヒ):チョリーッス、ヒデボーっす。
ハルトラ(以下ハ):ワイや、黄虎のハルトラやで!!
ギィ(以下ギ):ギィだ。以後、よろしゅうに…
グ:オイ…今回は6人でやるのかよ?!
ヒ:てか…今までならこの枠は“ヒデボー通信”としてお届けしてた分ですよね?
テ:今年から、ちょっと方針転換…というか、今までみたいにキチンとした更新作業が難しいという事なんで、フリートーク枠と企画枠という風に、ざっくりと分ける事にしたみたいだね。だから、今までなら“エクステ”とか“まじプラ”とかで個々でやってた枠を、完全にフリー枠として取扱う事にしたみたいだよ。
シ:つまり、前回の“Shin's Bar”と同じ様に、テーマがある場合は、その分野に精通した者が聞き手になる格好で、進行するって事でいいですか?
テ:まぁ…その感覚でいいと思うよw 実際、今ボクらがいる場所は、ボクがやってる喫茶店“It's me cafe”の店内って事になってるし…
ハ:前フリはこれくらいにして、早速本題に入るんやけど…ここんトコのニュースで、学校や全柔連の問題がクローズアップされとんやけど、そもそも、何が問題なんか、ワイにはさっぱりやw

ギ:一口で言えば、師弟関係をどう捉えるか…やな。
ハ:あ、そういう事かいな。そやけど、何で体罰が注目されんねん。普通に考えれば、それかてあって当たり前やんか?
グ:あのなぁ…問題なのは、体罰以前の話。そもそも、体罰自体は、言葉で指導しても防ぎ用のなかった不測の事態に対する“最終手段”であって、本来なら被疑者自身に行う事で、ある程度の抑止力になる…って考えから来てるだろ?
シ:基本的に、重篤なミス…しかも死傷者が出る様な事態になった時に、その責任の所在をはっきりさせる事と、被害者が受けた痛みを体感的にわかる様にする事が目的であって、それ以外の暴力は、虐待でしかないですね。
ギ:そもそも論だが、虐待と体罰の明確な違いって、全員、わかって言ってるか?
ヒ:う〜ん…いきなりそう言われても、イマイチ判り辛いっすね。
ギ:そこが問題なんだよ。基本的に、力づくで相手を制御しようとするから、暴力を振るう訳やけど、根幹的な事として、そこに“信頼関係”というモンが存在するかどうかだな。
ハ:例えば?
ギ:ハルトラかて、経験あるやろ?師匠から落語のイロハを教えてもらう際に、その手順が悪かったり、タイミングがマズかったりしたら、手に持ってるモンでどつかれたりとか、ライターや灰皿が飛んできたりとか…
ハ:あ、そういう事か…確かに、師匠から礼儀や演技の指導を受ける際に、ちょくちょく、ありましたな…
ギ:あれかて、弟子を思うてやってるか、単なる不機嫌かで、加減が違とったはずや。本来、指導に熱が入ってどつく事はあっても、そこは相手もわかってる上での話やろ?しかし、馬券が外れてとか、ヤクザにボロカス言われたとか…些細な事でも周囲に当たり散らす様な芸人もおったやろ?
ヒ:いたいたw そういう“他人からすればどうでもでもいい話”でキレる先輩とか…
ギ:そこがひとつの問題になる。指導の上での行為であるなら…って、弟子ならそう感じて受け流す事もあるやろうけど、それとは明らかに違う事で暴力を振るうのは、完全に八つ当たりであって、指導やない。ニュースで流れてる範囲での判断でしかないけど、桜宮高校の顧問にしろ、女子柔道の監督・コーチ陣にしろ、指導者であるからという“甘え”が、結果として表面に出たんちゃうかなぁ…って、僕は思うんや。
シ:確かに、内容的に考えても、本当に必要な“指導”だったのかどうかわからない部分での暴力である以上、それを訴えたところで、一種のパワハラ紛いな制裁を、被害者である選手や部員が受けること自体が、おかしいですよね。
グ:それは言えてるな…結果だけで判断すれば、納得する内容なら誰も文句言えなくなるし、逆に成績が落ちれば、まず疑われるのは選手自体だもんな。
ギ:“名伯楽”と称される指導者は、ただ厳しいだけじゃなくて、個々の“可能性”に掛けて指導してる。言ってみれば、指導者たる者が手本を見せるのは当然だとしても、その先の部分…言い方を変えれば、最前線で活動するのは“誰か”という事を、キチンと自覚してるからこそ、必要に応じた指導はすれど、それに対して信じるかどうかは、弟子の胸算用な部分や。弟子を信じてる以上は、その結果に対し、受け止め方も様々やろうけど、最終的には、師匠としての“責任”を弟子に課す訳であって、弟子も弟子で、師匠かて“人間”やという事を指摘してやれん様では、弟子だけやのうて師匠本人も傷付く事になる。
ハ:そやろなぁ…ワイかて、散々叱られたけど、それも全て一人前の噺家として、生活できる様にする為の指導やったなぁ…って、今更ながら思うで。
シ:競馬の世界でもそうですが、やはり、人間関係…特に師弟関係がキチンとできているかどうかで、成績も変わってきますね。まして、調教師は馬だけでなく、厩務員や所属騎手の生活をも預かっている立場…それをスタッフ全員がわかっている厩舎は成績もいいですし、馬主も安心して愛馬を預ける事ができますが、そうじゃない厩舎は、かつてどんなに成績が良くても、後継が育たない…
テ:牧場の経営者も…だろ?
シ:ええ、そうです。
グ:つまり、過去の功績に酔いしれてるバカが指導者になると、却って成績が落ちるのは必然的って事か。
ギ:つまり、師弟共々の精進あってこその話なのに、指導者である事におごれたり、また、批判される事を恐れて言いなりになる事で、自分を見下す様では、どちらも不幸や…って事だな。
ヒ:そういう意味では、ボクらも、そしてマスターも、一緒に学ぶ事が大切って事っすねw
(※※ (≧д≦*)ケホッケホッ)