迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

スポーツ旅館 天松楼 2013 2泊目w

ノブ(以下ノ):いや〜、昨日のはヒヤヒヤしたで。なんとか延長10回に逆転して勝ったからええけど、やっぱ、今回のWBCは厳しいなぁ…
オグりん(以下栗):9回の土壇場でタイムリーが出て追いつき、延長に縺れたんだおね。
ノ:ま、次が“ダークホース”のオランダ戦やねんけど…今の状況やと、この2次リーグで“敗退”かもしれへんなぁ。
栗:へ?なんで?
ノ:オランダっちゅうても、欧州本国と違て、出てる選手はカリブ海にある支配地の者…そこではアメリカに近い事もあって、野球が盛んなんや。
栗:という事は、メジャー級もいるって事?
ノ:もちろん。そやさかい、一見すると格下の様に思われがちやけど、その実態は、日本よりもレベルが高いかもしれんなぁ…
栗:そういうのって、競馬でもあるだおな。血統や調教過程もあるけど、いざ本番って時にその能力を発揮できるかどうかはわからないだお。
ノ:それは…ちょっと違うかもw

アッシュ(以下ア):ふぃ…先週までと打って変わって、なんだこの暑さは。
ノ:おや、珍客万来やな。
ア:何言うとんのやw それはそうと、明日から大相撲大阪場所やな。
ノ:いやはや…もうそんな季節かいな。2年前は八百長問題の関係で、開催そのものがなかったさかい、感覚的におかしゅうなるわ。
ア:言えてるなぁ…ま、あの時は多分、開催中に震災が発生して、どっちにしても中止になっとったやろうけどな。
ギィ(以下ギ):そうか…あれから2年なるんやな。そやけど、今回は両横綱が各々東西の“正横綱”としての場所やから、結構白熱した展開になるやろうな。
ノ:公式サイトによるとやなぁ…昭和28(1953)年から“春場所”として大阪でやる様になったんやけど、元々、大阪での相撲の歴史は“勧進相撲(かんじんずもう:社寺の建立や修繕を目的とした資金集めの興行相撲)”が原点になるんやそうな。
栗:ねぇねぇ…“勧進”って何だお?
ア:オグりんに解り易い様に説明すっと、要するに地方競馬の成り立ちと一緒で、税収や寄付金で賄えない分を補う為に開催する事を意味すんやけど、目的として、社殿の建立や寺院の修繕費等、使い道が限定されてるんだよ。ま、ぶっちゃけると、信徒の浄財だけでは賄い切れない程の莫大な費用を稼ぐ為に、興行収入を当て込んだ…ってこっちゃ。
ギ:今でいうトコの、宗教団体主催の有料イベント的なモンが“勧進”ってヤツやな。例として取り上げるのはなんだが…奈良・薬師寺の阿修羅像の事を“イケメン”と称して美術館で展示する行為なんかも、薬師寺が“主催者”である場合は、その収益はてらの維持費になる…ってトコやな。
(注:奈良や京都の有名寺院では、所蔵物の関係で、文化庁等の保護があるんで、自前でそういう事をしなくても、なんとかなる訳で…)
ア:もっとも…宗教団体絡みで言えば、そういう事をやる事で、世間との交流を図る目的もある訳やねんけど、昨今の新興宗教系の話になると、みんな眉唾な話やとコケにするからなぁ…でも、本来、宗教施設というモンは、地域の寄り合いの場であったり、イベントの会場やったりしたんや。
ギ:そうそう…競馬(くらべうま)もそうやねんけど、本来、日本の古典競技は、神仏に対する奉納興行がメインであって、その為に境内の一角に土俵があったり、専用コースや馬小屋があるんや。普段は何気ない境内でも、祭事の時は、神聖なる舞台となる。そやから、地域に根付いた祭礼文化があり、それを絶やさない様に維持するには、地域とそこを仕切る宗教施設…特に古くからの神社仏閣が密接に支え合う環境やないとアカンのや。
ノ:福島の相馬野馬追もそやねんけど、あれも、その地方の人々が守り続けた伝統であり、伊勢神宮式年遷宮かて、周辺の住民の協力無しでは維持できへんモンやったんやと思うで。
ギ:話があらぬ方へ向いたが、多くの社寺での“資金集め”として様々なイベントが行われ、それが何らかのカタチで宗教との関連から離れ、現在に至ってるんやけど、その“原因”となるのは…やはり、そういった特定の分野に係る者達が、多大な迷惑を掛けた事にあるんやろうな。
栗:…つまり、黒尽くめの怖い人とか、変な趣味の絵がある人とか?
ノ:オグりん…ボカシ過ぎw