迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

マーティの真面目にプライオリティー 2013年11月号(福祉車両は軽がイイ?!)

マーティ(以下テ):ども、マーティです。
マーグ(以下グ):ういーっす、マーグだぜ。
テ:今月は、以前にも紹介した“福祉車両”に関する話です。
グ:てのも、マスターが先日、大和郡山市で行われた自動車の総合展示即売会イベントに行って来たんだけど、そこで、こんな耳寄りな情報を入手したんだ。
テ:今回、HONDA Cars 南近畿奈良のスタッフと、軽自動車…今回はNBOX+に搭載可能な身障者乗降用リフトを開発したモリトーの販売スタッフからお話を伺いました。

まずは、最近発売された、NBOX+の車椅子仕様車の内部写真をご覧ください。NCM_0319.JPG









グ:これは展示用に車椅子用手すりも付いた状態になってるけど、普通にHONDA Carsの店舗でも取扱っている、一般的なNBOX+のディーラーオプションとして搭載可能な、折畳三段スライド式アルミスロープが付いてるんだぜ。
(注:写真には映ってませんが、車体後部にアルミスロープが付いてます。)
テ:そもそも、この車両の後部の床面が、ワザと傾斜を付けた状態にになっている構造なので、アルミスロープを搭載する事で、実は後部座席を倒して、車椅子の固定バンドを取り付けるだけで、福祉車両としての機能を追加できる様になってるんです。しかも、最初から車椅子仕様車として登録できるので、福祉車両としての持込審査を行わなくても済む様に設定されています。
グ:つまり、足の不自由な高齢者がいるトコや、身障者介護をやっているトコで、クルマを2台以上持つのはちょっと…って考えてるなら、コイツを買えば、普段使いにも、そして病院や介護施設への送迎にも使えるって訳だ。もちろん、福祉車両として登録しておけば、軽自動車税と車両重量税の減免も受けられるぜ。しかも、購入時の消費税が免除されるんで、来年度以降の新車購入時でも、その分をさっ引いて購入できるってこった。
テ:もちろん、普段使いの際には、スロープを畳んで、専用のマルチボードを付ける事で、普通の軽四として使う事も可能ですし、車椅子以外でも、ミニバイク(50cc)や自転車の搭載の可能なので、ちょっとした修理や点検でバイクショップ自転車屋への持ち込みにも使えますよ。
グ:ま、通院や送迎で使う分には車椅子のままで移動できればラクだけど、長距離…特にドライブを楽しむとなると、その移動時に車椅子のままだと、運転手も身障者も疲れるぜ。でも…車椅子がないと移動が…って場合、どうすりゃいいんだ?
テ:多分、そう言うだろうと思って、こんなのを、奈良のHONDA Carsでは、ディーラーオプションとして、取り付ける事を薦めてるんですよ。NCM_0318.JPG












グ:なんだ、これ?
テ:NBOXシリーズ専用の乗降リフト“N-Lift”って装置です。予め、車体に床と天井にマウント用プレートを取り付けるだけで、簡単に設置・撤去が可能な車載介護リフトで、これなら、折畳式の車椅子と併用すれば、長距離の移動もラクですし、目的地で車椅子へ乗り換えるのも、この小型リフトを付けるだけで、スムーズにできるんですよ。
グ:つまり、車椅子のままだと3人しか乗れねぇけど、コレを使えば、定員4人のままで使えるって事か。
テ:そうです。しかもこのリフトは、運転席以外の座席に身障者を乗せる事ができる様になっている為、最大で3人までの身障者を乗せて送迎もできる訳です。
グ:って事は、ホンダのNBOX以外では、コイツは取り付けられねぇって事か?
テ:メーカーの説明では、そうなってますね。ただ…同系等のCシリーズに、車載用介護リフトがあるんで、そこは車両によりけり…となってますね。
グ:なるほど…現時点では、介護目的で利用する事を想定した車両として存在するのがNBOX+だけだって事で解釈すればいいのか。
テ:もちろん、他の車両メーカーも、そういった類の福祉車両を製造されてますが、最初から改造車として登録されないという強味は、この車両だけだって事です。軽乗用車をお考えの方で、介護を必要とされる方がいらっしゃるのであれば、これはいい車両かもしれませんね。しかも、NBOX+は、車椅子仕様車に関しては全て4WD仕様なので、そこそこ悪路でも対応出来る車両です。(そこは流石、F1レースやラリーに参戦してきた車両メーカーらしい“遊び心”ですがw)とは言え、どんな車両でも安全運転は基本中の基本…くれぐれも、無謀なドラテクを自慢する様な運転だけは、重篤な事故の因となりますから、おやめください。

という訳で、今回はこの辺で。お相手はボク、マーティと…
グ:ドライブは楽しく…マーグでしたw