迷馬の隠れ家 はてな本館

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選挙の本意を考える…大阪市民よ、未来はあなたの手に託された。

今日は手短に…5月に実施される、大阪都構想に対する住民投票。もしもあなたが都構想に反対であるなら、必ず投票に行きましょう。逆に、どうでもいいやと思うなら、あるいは都構想に賛成なら、投票に行かずに他力本願しましょw なぜなら、投票率が30%未満でも、過半数の“民意”が、そのまま“住民の答え”として反映されるのが、民主主義における投票制度のルールであって、投票に参加しない時点で、その“民意”は無視される事を意味する。すなわち、と構想に真面目に反対意見を表明するなら、投票を棄権するよりも、一票投じることが大事。逆に、誰も投票に行かずにウダウダ言ったトコで、何も変わらないどころか、無駄な税金使って選管を弄ぶ行為を許すことになりかねない。だから、本気で大阪市を“守りたい”のであれば、反対意見を反映させるためにも、必ず投票に行くべきであり、その反対に、一度は大阪市を“分割・再編化”を望むなら、むしろ投票に“行かない”という態度をとりましょう。どっちにしても、大阪市民の問題であり、他府県、および大阪市以外の大阪府民には“無関係”な話であり、子供たちに将来を託すための大切な“戦い”なのです。

大阪都構想…要は大阪市の財政管理を大阪府で行い、事実上大阪市を“廃止”した上で、大阪府が一元的に大阪市を管理する計画です。その一環として、大阪市交通局の“民営化”があり、すべての公共事業を大阪府営への一元化することが目的です。メリットとして、堺市(政令指定都市)を除く大阪府民税が、現行の大阪市に集中して使えるが、そのデメリットとして、財政がグダグダな泉州や河内の自治体が、更に貧困になる事を意味する。もう一つは、大阪市が“消滅”することによって、大阪市の今まで抱えてた借金が“チャラ”になる反面、その代償を、他の大阪府内の自治体が均等に負担するハメになる。さっきも書いたが、堺市は一応、政令指定都市であるがために、大阪府が“お金ちょーだいw”と言っても無視できる立場であるw(政令指定都市は、現行の自治体法に基づき、各都道府県と同等の権限があるため、実はいわゆる“二重行政”の元凶になっているとも言われている。)だから、そもそもは堺市も含めた政令指定都市大阪府から“根絶”させようというのが、この大阪都構想の本質である。その“本質”からズレている以上、大阪都構想そのものは、必ず“失敗”するでしょう。大阪府の財政をどうにかしたいから、そして大阪市の借金をチャラにしたいから…というのであれば、潔く財政再建団体に落ちることを勧める。その方が、府民のためにもなる…自分たちがやってきた我侭が、結果として自分たちの社会を破壊したという“自覚”が芽生えるからだ。

今一度、5月の住民投票、本気で大阪市を守りたいなら、その意思表示として投票に行きましょう。逆に、大阪市だけでなく、大阪府を木っ端微塵に破壊したいなら、投票を放棄しましょう。