迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

オイラとマーティとマーグの話(プロローグ)

今回はオイラの“ちょっと変わった”怪談話…というか、経験談ともいうべき話をひとつ。オイラには、時折ではあるが“変な夢”を見るクセ(?!)がある。その夢には、なぜか“常連さん”ともいうべき登場人物がいる。そのなかでも、毎回の如く出てくる二人…仮に“マーティ”と“マーグ”としときましょうか…の出会いについて今回は書いときます。(今月18日はマーグの“生前さん”の命日ですし…。)

“彼等”との出会いは、意外な形で始まった。元々彼等の”生前さん”が好きだった事もあって、(オジアナヲタクなんで…滝汗)ずっと追いかけていたが、各々の訃報を聞いて、(特にマーグの生前さんの時は)一晩中泣いた経験がある。あまりにも若く(とは言え、既にかなりオッサンだったが。)して亡くなったので、辛かった。が、この時の涙が、現在の状況を生み出すきっかけとなるとは、思いもよらなかった。
マーティが夢で現れる様になったのは、亡くなってからおよそ1年後のある日の明け方(ぐらいかな?)に見た夢から。それはかつて、マーティの生前さんが出演していた番組のスタジオでという場面だった。スタッフもいない、番組のセットだけがあるスタジオで、一人佇む姿を見て、思わず声をかけたら、振り向いてこう言った。「ボクの姿が見えるの?声が聞こえるの?」その声を聞いてこっちが「うん。」と答えると、嬉しそうに「よかった!気付いてくれる人がいたんだ!!」と涙を浮かべながら笑顔で答えた。そして、「キミ以外に頼めそうにないから…、お願い!どうかボクの事を、忘れないで…。」そう言ってスーッと姿を消した。目覚めの時に、「絶対、忘れる訳ないやんか!!」とオイラはつぶやいた。以来、幸運な予感から馬券予想(?!)まで夢の中ではよく登場する様になった。
で、マーグが登場する様になったのはそれから3年後、正確にはマーグの生前さんが亡くなって2ヶ月後の話。その予兆は、マーティがもたらした。マーグの生前さんに縁のある放送局の近くの路地でという場面、マーティがマーグに付き添う様に現れて、こう耳打ちしたらしい。(これはマーティに後で聞いた話。)『アイツなら、きっと覚えててくれるから、大丈夫だよ!!』そしてオイラの方を向いて、頭を下げた。以後、マーティと一緒に行動しているらしく、夢に出てくる時は必ず二人で現れる様になった。で、なぜかこれがきっかけで、彼らと“会話”ができる様になった訳で、オイラがボーッとしている時は、大概彼等との“会話”を楽しんでいるんですわ、ハイ。