迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

意外と知らない関西の競馬場トリビア

今回のネタは、ハッキリ言って“競馬ファンなら知ってる”(?)雑学です。ある意味、既出のネタもあるけど、そこはオイラの浅知恵ゆえ、ガゼビアだったらゴメンナサイです。
(今週も最後に、明日の重賞競走の予想付き。競馬のネタを取り扱う以上、馬券予想もキチンとね。)

まずは、開催中の京都競馬場に関するトリビアから。馬場内にある大きな池が特徴の京都競馬場だが、あの池、実は自然のイタズラでできたモノ。元々は淀川の“三日月湖”なんです。(三日月湖とは、洪水等で河川の流路が変化した為にできた水溜まりの事。)そもそも“淀”という地名でもお解りの様に、この競馬場一体は宇治川(琵琶湖から流れて来た川。)、桂川(嵐山付近からの流れ。)、そして木津川(奈良盆地からの流れ。)が合流し、川の流れが一時的に緩やかになる。そのため、これらの川のどれかが氾濫を起こすと、すぐに地形が変化する地域であった。で、京都競馬場を建設する際に、最初は向日町や長岡京付近にあった競馬倶楽部(明治時代とかは、公営ではなく民間運営だった。)が統合し、現在の地に建設したのだとか。その際に三日月湖の地形を生かして、現在の京都競馬場になったそうな。また、“ビッグスワン”の愛称の由来でもある白鳥だが、これもあの池があったから飼える訳であり、その数はおよそ100羽(家畜種、黒鳥含む)生息してるとか。で、冬場はさらに鴨や雁が越冬のため飛来し、さながら水鳥の“聖域”となる。
阪神競馬場はその昔、ゴルフ場でもあったのはご存じの方も多いと思う。正式に“仁川GC”(CCだったかな?)として、ショートコースのゴルフ場としては名門クラブだったと聞いている。で、面白いのがココ独自のルールとして、“馬場上にOBしたら、必ずボールを回収しなくてはならない”というのがあった。理由は勿論、競馬開催時に支障は出るからだそうな。(そりゃ、馬がゴルフボール踏んづけて事故ったら、公正な開催ができませんからね。)ちなみに、スタンドが北向きなのも阪神競馬場だけで、地形(というより地盤)の都合で、こうなったらしい。(他場はほぼ南向き。)また、ココに建設する前は鳴尾浜(某ネコ科球団の2軍球場)に競馬場があって、現在地に引っ越す前の競馬開催はそこでやってたとか。(“鳴尾記念”は、その名残。新潟の“関屋記念”と同じです。)
園田競馬場の向こう正面の建物は、清掃工場の廃熱を利用した健康ランドで、時折ラジオ体操の音が聞こえたりする。また、伊丹空港がすぐ近所(自転車で10分圏内!!)なのでジェット機の爆音がうるさいのも有名。(ついでに言うと、阪神競馬場もなぜか近所…といっても、空港から車で10分圏内…なので、伊丹空港からの飛行機離陸時に、両方のコースを一瞬だが上空から拝む事ができる。)で、元々は、昭和初期に淡路島で開催していた競馬を、集客率と立地条件(交通インフラの不備等)を理由に現在の地に移ったのが、現在の園田競馬のルーツ。(昨日書いたが、吉田アナの園田“移籍”は、大阪府地方競馬廃止に伴う事情があったから。)
姫路競馬場の正式な名前は、“姫路公園競馬場”。馬場内の片隅には、一応公園遊具もあるが、正確には運動公園として整備されていた。が、最近は“ウインズ姫路”(てか、兵庫県競馬組合が開催に関して力を入れてない様で、殆ど場外馬券場扱い。)としての機能がメインになりつつあるとか。(でも、食堂や売店の数は圧倒的に少なすぎ。そこさえ改善すれば…。)
さて、今週の予想です。まずは東京のダイヤモンドステークス(G3)から。
◎8番コイントス
○2番ハイアーゲーム
タニノエタニティ
続いて京都、きさらぎ賞(G3)
◎3番シックスセンス
○8番アドマイヤフジ
▲スイートアリッサム
今週は2重賞+少頭数なので予想しやすい反面、3歳重賞戦は…。では、Good Luck!!