迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

“お試し旅行”のススメ@鉄道編。


200502149f35a5ca.JPG今日は連投で、久しぶりに旅の知恵です。前回は飛行機での話でしたが、今回のは鉄道編。鉄道利用の場合は、JRか私鉄かで使い勝手や割引が様々。しかも移動距離がかなり制限喰らうので、初心者は失敗しやすいのも事実。しかし、自動車の運転免許が無い人や学生の場合はメインの移動手段となりやすいから、経験者としてわかる範囲でお答えしましょう。(一応、これは原則として関西在住を基本想定にした方法であって、他地方では通用しない場合があります。)
ちなみに今回の写真は、3年前に行った夕張の“幸福の黄色いハンカチ思い出ひろば”の1コマ。(話と関係ないが…。)

ついつい“鉄道旅”というと、“鉄ヲタ”(鉄道マニア)と軽蔑されやすいが、マニアにもいろんな分野がありまして、オイラの場合は純粋に“旅の手段として”鉄道を利用するマニアです。そうなると切符や時刻表の使い方も半端じゃないし、こういう類の情報は結構知ってたりするんですよねぇ、実は。
まずはJR利用者の定番、“青春18きっぷ”から。この切符の利点は、全国JRの路線で普通列車(新快速含む、ホームライナー系も別でライナー券を購入するだけで利用可。)なら、5日間(or5人まで)乗り放題という事。しかも、京阪神特定区間(“ICOCA”が利用可能な範囲と覚えておけば、ほぼ間違いない。)は0時過ぎても終電までは利用可という事である。つまり、大阪から南部梅林まで行こうと思えば、(多少時刻表を読みこなす必要性はあるが…)一人当たりわずか3000円程度で往復可能なのである。(確かこの区間、正規の往復では4000円以上掛かった気がする。)欠点としては、新幹線や特急は使えない上に、グリーン車もNGな事。(普通快速でも、一部区間では“グリーン自由席”が存在します。)但し例外として、特急を利用しないと通れない区間(青函トンネル等)は自由席に限り利用が許されてるとの事。また、発売および利用期間が決められている為、通年では通用しない。ただ、最近では月末限定でJR西日本管内なら3日間完全乗り放題の“西日本パス”なる切符もあります。
関西の私鉄の切符では、“スルっとKANSAI3Dayチケット”が便利。全国版(関西では購入不可)は連続、地元版(期間限定)は合計3日間“スルっとKANSAI”加盟会社局線なら、電車・バスその他乗り放題の上に、一部施設ではカード提示(場所によっては付属の優待券も必要。)で入場料の割引等のサービスも付いている。また、これとは別に、南海・近鉄名鉄の系列路線(電車・バス・フェリー)が全て連続3日間乗り放題になる“ワイド3・3・SUNフリーきっぷ”がある。(これも提示による施設割引サービスあり。)これらをフル活用すると、いろんなプランが作られる。例えば、大阪から名古屋まで行って味噌煮込みうどんやひつまぶしを食べて、笠松競馬場まで足を伸ばして運試しをするも良し、京都を散策した後、有馬温泉で一泊するも良し。とにかく、1日あたり殆どの切符がどんなに利用しても2000円前後(西日本パスは確か1日あたり6000円)で移動できるなら、時間が許す限り冒険もできるというモノ。この他にも地域によってはさらに使い勝手の良い切符もあるハズだから、今度は列車で旅をするのも乙なのもだと思うよ。