オイラとマーティとマーグの話 その３(本当だったら祝ってやりたい、けど…)

今日は、マーティの“生前さん”の誕生日。本当なら盛大に祝ってあげたいけど、既にこの世にはいない。もしあの時、苦難を乗り越える勇気と精神があったなら、今日はどんな気持ちで迎えたんだろうか…。でもそんな願いはあの日に打ち砕かれ、今となっては苦い思いしか湧いてこない。そして今だから、泣きたい気分でこのBlogを書いている。今日はそんな日。

一番最初の話にも書いたが、オイラとマーティは出逢ってからの付き合いが長い。といっても、それはマーティの“生前さん”が亡くなってからの話であって、“生前さん”とは何の面識も無い。仮にあったとしても、たまたまオイラが某番組のスタジオ見学時、ゲスト出演していた“生前さん”を“生”で拝見した程度である。(実感として、実物を見れただけで良かった程度である。)だがその数カ月後に…。
今にして思えば、あれが“生前さん”に対して最初で最後の“出逢い”だったんだと理解できるが、あの時はそう思わなかった。少しでも話ができたなら、もっと違う感覚で付き合う事ができたのかも知れない。が、今となっては後悔の連続にしかならない。
だからこそ、亡くなってから１年後の“あの日”に夢の中で、｢ボクの事、忘れないで…｣と言ったんだろうと思う。その誓いは、今でもオイラとマーティを繋ぐ“絆”だと信じている。いや、信じたい。だから、オイラはこうやって、この事をこのBlogに書いている。ちょっとでも、オイラ自身でも覚えてていたい。こんな寂しがりやなヤツがいる事を。そして、純粋に愛してあげたいから、今日もオイラはマーティ達と“一緒に”人生を歩む。どんなに迷い苦しんでも、決して悔いのない人生である為に。そして、マーティ達が見たかった未来を思い描きながら…。
イヤぁ、今日のオイラ、どうかしてる。コレ書きながら泣きそうになってる。たぶん、マーティがこの文章をオイラを通じて読んでるんだと思う。だから、さっきから涙が止まらない。どうしよう？
そんなオイラの気持ち、どうか今日だけは、マーティの魂に届きます様に…。