迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

法律だって、完璧にあらず?!

ホリエモンの騒動は、どうやら政・財双方の大御所が出て来る程大混乱している様だが、ハッキリ言っちまえば、

六法全書の“商法”の項目をちゃ〜んと読んだかい?

なぜなら、そこには今回の様なケースは想定されていないし、やり方に関しては別に法律違反でもない。ましてや、これを機に法律の大元ではなく、付随する項目の規定改正をしようと言い出した訳である。オイオイ、その前に何かやる事あるやろが!!

そもそも“商法”なる法律は元々、大日本帝国憲法時代に成立した法律であり、何度も改正を繰り返して今日まで来てる訳だが、この法律の根源はあくまで“大日本帝国憲法”あっての法律であって、現行の“日本国憲法”(太平洋戦争敗戦後、連合軍指導の元、作り直した憲法。)下で通用している事が既に“時代遅れ”である事は確かである。第一、この法律は現在の経済状況(国際的な市場状況等)を予測して書かれた法律ではないし、“改正”といえど、基本的には殆ど変更されていないのが現実。つまり、定期的に法律と社会情勢を鑑みて論議していれば“時代遅れな法律”を根本から作り直す必要性があった事ぐらい、すぐに把握できたハズである。
現在の法律のうち、旧憲法下で成立・施行されている法律は、刑法、商法、民法…と、殆ど根本の法律がそうだったりする。(詳しくは、六法全書を参照してみて。ちなみにオイラの手元には、平成4年度版小六法が、なぜかある。一応こう見えても、短大で法律を専攻してた事あるんで…。)
そう、根本の改正をせずに周辺法律や規則ばかり改正したって、何の解決にはならないのだ。少年法にしても刑法が時代に対応しきれていないのに、改正したって犯罪抑止にはならないし、むしろ犯罪が増加するだけだと思うし、民事法だって今後いろんなトラブルは予測できても、それを公平に裁く術が思いつかないのなら無意味だし、当然だがこんなBlogで名誉毀損が発生しても、それを実証したくても証拠隠滅や捏造なんて(パソコンの取扱いがある程度必要だが)簡単にできてしまう様な時代である。まして、在日外国人や精神薄弱者だけじゃなく、最近は訳の分からない外国人の出入りも多いのに(各方面の関係者の方々、ホントすいません。オイラ自身、悪気は無いのだが理解できない人には、こう表現せざる得ないんです。)、現行の法律だけで自分の身を守る事なんてハッキリ言って不可能です。
“如かず万祈を修せんよりはこの一凶を禁ぜんには。”(立正安国論より。意味的には、“とりあえず、ああだこうだとジタバタするより、まずはこの悪事を禁じなさい。”)と日蓮大聖人は言ってたが(てか、ココで引用するべき御書ではないのだが…)、要は小手先の改革ではなく、根本的な法律そのものの見直しをキチンとやれば、未然にこんな混乱を招かなくて済んだという事。自分達が利権や保身だけで法改正したって、それを用いる人間が自分達じゃなく次の世代である事を踏まえて、もう一度法律そのものを見直す事をやるべきではなかろうか?