ちょっと行ってみた。

ここ、どこだか分かります？そう、かつてのラジオ関西本社です。現在は一部分にインテリアショップが入居していますが、修繕されたとはいえ、当時のスタジオ部分は未だに寂れたままです。ちなみ国道２号線を挟んで向かい側は、須磨海浜公園。まさに、“海の見える放送局”だったんですね。

ラジオ関西ファンの資料写真でもお解りの通り、かつてはその隣に“レストインスマ”(実はラジ関の所有地だった)があったが、震災以降取り壊されて、だだっ広い駐車場(というか、それ以前の空き地？)になっている。どうやら未だに開発のメドが立ってないようである。“全壊”だったハズの公団住宅(これは後日、説明する。)は残ってるのに、“半壊”だったアミューズメントビル(複合レジャー施設)が取り壊されたのは何か不思議な気がするが、震災当時は廃業同然だったらしい。(詳しくはリンク先、又は“ラジオ関西50年史”で確認を。)だが、せっかくのロケーション(国道沿いで、しかも目の前は須磨海浜公園で、夏場は海水浴客で繁盛しそうな立地条件)も、いろんな柵(しがらみ)で野ざらしというのも…。あの日の輝きは、この須磨の地にはもう戻らないのだろうか？