迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

高松宮家と中央競馬

今週は中京競馬場で“高松宮記念”というG1があるんだが、それにちなんでの話です。ま、春と秋に“天皇賞”があるくらいだから、関係無い訳ではない様です。で、既に枠順も発表されている様なので、その予想も合わせて書き込んどきますか。

公営ギャンブルの冠レ−スの中で、皇室関係の名前が冠に付いているのは、戦後の憲法改正によってある意味自由の身になった皇族が、もっと庶民の中に溶け込みたいと願った事と、皇族所縁の名前がレースに付くと、競技そのものも“箔”がついて集客力が上がるだろうという思惑から、特に競輪ではたくさんのS級クラス戦に付いている訳である。(みなさん、かなりのスポーツマンですし…。)
特に高松宮家(実は既に去年で消滅した事になってるのだが…)は、公営ギャンブルの殆ど(オートレースは知らないが)に宮家の冠を付けていてレースを行ってる程の“庶民派皇族”として名高い。(しかも全て最高位クラスのレース名として付いている。)では、なんで中央競馬の“高松宮記念”は中京競馬開催のG1レースなのかというと、元々このレースは、夏場の中京ローカル開催時の終了を告げる重賞競走(G2)として、距離も2000mの中距離レースとして設定されていた。(その時は名称も“高松宮杯”だった。)で、これは天皇に配慮してわざわざ中央本開催(東京・中山・京都・阪神の4場で行われる競馬の事。)ではなく、もっと庶民が気軽に楽しめるレースとして設定されたらしい。だが、JRAのレース番組編成の都合で、短距離路線の整備をした際にG1格上げと引き換えに距離を短縮したのである。さらに、開催時期もそれに合わせて阪神と入れ替えたのだが、結局現在の“裏開催”(本開催以外で中央競馬が行われる時は、該当地域の競馬場は“裏”となる。)でのG1となった。とはいえ、この時ばかりは阪神競馬の方が“裏扱い”になる。(ちなみに、この他の“高松宮記念”は、SG戦だったりする。)
さて、今週も土曜の予想でも…って、うわ〜〜〜〜〜〜………。


ども、ノブです。今週は昨日の助手扱いの“代償”として、高松宮記念の予想と、ついでだから阪神毎日杯(G3)と中山の日経賞(G2)の予想を、マスターに代わって行います。
まずは阪神毎日杯から、3歳オープンの一戦で距離2000m。出走は14頭と少し淋しい感じですが、有力馬もいる様なんで、ダービーを見据えるつもりで楽しむのもまた乙。
◎は2番のコンゴウリキシオー。この時期での重賞連覇は、将来的に楽しみな存在となるかも?
○は11番のマルカジーク。距離未経験なのは引っかかるが、もしリキシオーの勢いを止められるなら、この馬だと思う。
▲は6番のローゼンクロイツ。先行馬が多いメンバーゆえに、展開ひとつで逆転も。
続いて、日経賞。こちらは春の天皇賞を睨んでの一戦、距離2500m内回りで行われます。こちらも出走が13頭と少ないですが、注目したい一戦です。
◎は9番のコスモバルク。去年はクラシック戦線をにぎあわせた道営の雄が、久々の実戦でどこまでやれるか。勝ち負けに関係なく注目したい。
○は3番のトウショウナイト。去年暮れからの戦績は、申し分ない内容。これからが楽しみ。
▲は13番のテンジンムサシ。この出走メンバーの中で格上挑戦的な立場だが、差はないと信じたい。ただ、休養明けなのが…
そして、日曜の中京メイン、高松宮記念。距離1200mで18頭フルゲートで行われます。有力馬が多少抜けたため手薄な感じだが、充分見どころアリなレース。
◎は13番のカルストンライトオ。何と言っても去年のスプリンターSの覇者。実力は既に実証済みだから、ここも勝って真の短距離王として君臨してもらいたい。ただ、年齢が引っかかる可能性も…。
○は4番のウインクリューガー。もうそろそろG1タイトルをもうひとつ取っても構わないのでは?鞍上が地元名古屋競馬吉田稔騎手に乗り代わったのが吉と出るか。
▲は7番のメイショウボーラー。今年のダートG1フェブラリーSの覇者。鞍上は中京コースと相性がいい福永騎手、そして元々は芝の血統とあって期待されるが、ダート実績が芝でも生かしきる事ができるか…
とまあ、マスターの身体を使って予想を書いたのだが、参考になったでしょうか?

…って、勝手に予想書かないでよ、ノブさ〜〜〜〜〜ん!!オイラだって予想したいんだから。
とりあえず、宮記念だけでも。
◎12番プレシャスカフェ
○7番メイショウボーラー
▲8番シルヴァーゼット
明日はもしかすると、更新をお休みすると思うので、日曜のマーチS(G3)は予想しません。(って書いといて、また今日みたいにノブさんに“乗っ取られ”たりして…)それじゃ、良い週末を。
Good Luck!!