迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

今回から始まる新企画?!その名も…

以前にも書いたが、毎回毎回アクセス解析を覗いてると、大概は“あどりぶランド”か“斎藤努”でこのBlogにたどり着く方が多いです。確かにオイラは、あどラン関連のネタは、長年見ていたヘビーマニアだった為に内容に関しても詳しいし、一部はビデオ録画して保存してる程のファンでした。(否、現在もファンですが…、番組そのものは既に1998年の3月で放送終了してますから。)
このBlogに今なお、“あどりぶランド”の情報を求める“アナヲタク”がいるのなら、オイラが覚えてる範囲のネタを中心に、“文章でその当時を再現するネタがあってもイイんじゃないか?”という訳で、
“あどランアーカイブ
を今回の更新分から(不定期ながら)始めたいと思います。では、さっそく最初のネタをば…。

まずはこのネタの参考資料でもあり、ファンなら一度は読んだ事のある“あどラン本”の話です。この本は過去に3冊発売されていて、各々に面白いネーミングが付いてます。そもそもは、100回放送記念行事の一環として発売したのだが、当時のあどランの人気は非常に高く、発売予定数(確か1万部)を遥かに上回る予約が殺到し、増刷に継ぐ増刷を繰り広げたという“伝説”が誕生した訳である。
その1冊目は“This is MBS こちらあどりぶランド”というタイトルで、黄色いカバーの本である。(かなり目立つし、絵柄がダサい。)この本には、当時MBSアナウンサー室に在籍していた34人の“言いたい放題”なエッセイ(てか、作文?!)がまとめられていて、他にもスタッフ側のメッセージやゲストのコメント、さらには番組制作の裏側など、かなり“遊び心”満載な1冊となっていた。
その2年後、今度は放送200回記念の感謝の気持ちを本にしたのが“まるのまんまあどりぶランド”という本が発売される。内容的には1冊目と大差はないが、一部(前回の時には登場しなかった若手アナ)を除くアナのプロフィールが省略され、その代わりにアナ達の幼少期の写真等が掲載された。また、1冊目発売時には既にアナ室を離れていたアナ達からのメッセージや在阪他局(ABC・KTV・YTV・NHK大阪)の看板アナ達からのエール等が掲載されている。
それから5年後、放送開始10周年記念として発売されたのが“マイクもたずにあどりぶランド”である。副題として“10年目のありがとう”というネーミングが付けられたこの本、実は先に発売された2冊に比べてあまり売れなかったらしい。つまりそれは、今までの人気が既に失われていた事を意味し、また、この本の発売の5年後に番組は終焉の時を迎える事となる。先の2冊よりは遊び心満載だが、いささかふざけ過ぎた面も見受けられる。また内容も、先の2冊と同じくらいの厚さがある本なのに、かなり薄っぺらい。
無理もない話である。それは、人気在りし時代のアナが異勤や退社でいなくなり、残されたアナも既にネタが枯渇して、これ以上放送を続ける事が難しいくらい衰弱していた時代だからである。
この3冊はいずれも、公立の図書館に所蔵されているから、読み比べたら面白いですよ。(ちなみにオイラはこの3冊、全て保有してたりする。)