迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

福知山線(宝塚線)脱線事故に遭われた方、お見舞い申し上げます。

通勤・通学ラッシュじゃなかったとはいえ、相当混んでた様ですし、これから潰れた車両から(恐らく)多くの犠牲者の亡骸が搬出されると思われます。亡くなられた方とそのご遺族、この事故で怪我をした乗客の方々には、オイラも心からお見舞い申し上げます。でも今は、決してJR西日本の保線職員や駅員、さらには窓口職員に八つ当たりするのは、やめて下さい。彼等だって、今は懸命に救助・復旧に全力を上げて取りかかっている訳ですし、警察や消防と共同で作業をやってる訳ですから、その邪魔だけは、いくら被害者とはいえ、絶対にしないでください。焦る気持ちは解りますが、その“自分勝手”な行動が、まだ救える“生命”を潰してしまう原因にもなりかねないですから。
また、野次馬根性で現場をうろついてそうな“2ちゃねらー”にお願いです。そんなヒマがあるんだったら、今すぐ赤十字血液センター等に問い合わせて、緊急輸血用の血液を分けてあげて。こういう時こそあなた達の様な人でも“役に立つ時”だったりするんだから、悪口や“荒らし”をしてないで、まず行動を。(かくいうオイラは以前、献血の際に“貧血を起こしやすい体質”という理由で断られて以来、献血をやってないが…。)
とにかく、オイラ達ができる事は、“現場を無闇に覗かない”“事故の責任は(確かに)JR西日本にあるが、今の段階では叩かない”そして、“無謀なダイヤ(運行予定)を実施しなくても済む様にゆとりを持った生活を心掛ける”事でしょう。

ここんとこの運行ダイヤを見ていると、完全に“乗客の安全<定刻通りの運行”な事になってる様に思う。これは決してJR西日本だけじゃなく、全ての交通機関…当然だが航空機も含めて、スピード=サービスだと思い込んでるフシがある。とんでもない勘違いである。
今日、オイラは免許更新のため、光明池の試験場(自動車免許の)まで行って講習を受けてきたんだが、その度に思い知らされる事がある。それは、決して“自分の命は、決して自分一人だけのモノじゃない”という事だ。
そう、自動車の運転に限らず、交通手段の乗り物を“運転する”という事は、イコール自分+大勢の命を“自分一人の身体能力と頭脳(判断力等)だけで取り扱う”という事なのだ。つまり、何気なく原チャリ(ミニバイク)乗ってても、それだけで自分と家族と路上ですれ違う他人(歩行者だったり配達だったり…)の命も座席に座ってると思わなければ、とんでもない事故に巻き込む危険性があるという事だ。それは例え路線バスだろうがカーフェリーだろうが関係ない。操縦する人間は多くの命を預かる“覚悟”なしで操縦席にいてはダメだ。その自覚が欠落しているケースが、最近の事故には多い様で仕方が無い。
焦ったり急ぐ気持ちは解るが、そのせいで多くの犠牲が出る様では、安心して公共交通機関を利用する事なんてできない。勿論それは、利用客も同じ。自分達の要求を全てカバーしようとすれば、必ずどこかで無理が生じ、大惨事を招く危険性が高まってしまう。たまには、時間に余裕を持って、“無理をしない”生活も必要じゃないかなぁ?