迷馬の隠れ家 はてな本館

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あどランアーカイブ その4(ラジオ版“あどりぶランド”)

そもそも“あどラン”はTV番組なんだけど、ナイターオフ期(プロ野球が行われない時期)に、特別な計らいで“ラジオ番組”として1時間ほどの放送されていた事がある。(これもMBSがラ・テ兼営局だからこそできた裏ワザなんだが…)その昔は子守アナが新米時代に、30分番組としてやってた事もあったのだが、その時は音楽番組の“オマケ”程度の内容だったが、今回はTV版同様にアナ達がスタジオ狭しと喋くり倒した“伝説”(?!)を生んだ方の話です。

TV版との違いは、一度に出演できるアナの人数が限られた事と、あくまで“ラジオ”なんでトーク中心の内容だった事。また、ラジオゆえに出演したアナの好みで選曲した音楽を流していた。(中には音楽に無知だった為に、変な選曲をするアナもいたが…)また、TVでのウラ話もよくやっていて、番組内でケンカする事もしばしば。だけど、各々の言い分を素直に電波にのせる事ができたのは、TVと違い喋りだけで進行できるラジオだったからだろうと思う。これがきっかけ…とは限らないが、TVで活躍するアナがラジオでの活躍の場を求めるという現象が、MBSの中で発生した訳である。
この事はのちに、現在放送中の“出番のTOKIです”で同僚達にインタビュー形式で時さんが紹介する部分に繋がっているのである。また、柏木アナのライフワークと化している“ドラマの風”という深夜ラジオ番組(一話完結のラジオドラマ)でアナ達による歴史物ラジオドラマや、加藤アナが中心となってやっている“おはなしの扉”(絵本や児童小説を朗読するラジオ番組)の活動も、この番組が“原点”となってる部分がある。そういう意味では、TV版と違って、アナにできる事を“本職”であるアナウンスでの活躍の場を広げた番組だったと言えるだろう。