迷馬の隠れ家 はてな本館

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テロの元凶は己に有り?!

ロンドンでの同時多発テロで、被害に遭われた方々に、深くお見舞い申し上げます。特に突然の爆破によって、亡くなられた方々の遺族におかれましては、御悔やみ申し上げます。

さて本題、今回のテロ、オイラにはちょっと気になる部分があって、どうも腑に落ちない。てのは、あんまりにもタイミングが良すぎるのだ。サミットの最中、オリンピック開催地決定、米での世論調査の結果…。様々な要因が考えられるが、一番言えてるのは、犯行声明を出したのが、毎度お馴染み(と言うと不謹慎だが)“アルカイダ”である事だ。奴らの首謀者をあぶり出す為に(ついでにイラクフセイン失脚と石油取り放題をやる為)、現在の戦闘が行われてるのは、ご存知の通りであろう。だが、そんな時に果たして、アラブ諸国イスラム教徒が、キリスト教ガンガンの社会で危険なテロをやらかすのだろうか?だから、やってるんだと言うならば、何故同じ信徒も生活している市街地で、彼らも巻き込む可能性だってあるのに、なんで自分達が損する様な事をするんだろうか?
よくある傾向だが、軍事力や兵力といった“外身のチカラ”は、巨大化すればする程、その足元にいる庶民が蔑ろにされるだけである。忘れてはいけない、庶民を守る為に手に入れたチカラで、庶民を傷つけてるという“パラドックス”が発生してるのだ。
こうも考えられる。公共事業ばかりやって、税金が出ていくばかりで、重工業が寂れた事がきっかけで、不況が続いているから、ちょっとした“諍い”(民族紛争や二国間での小競り合い等)がたまには“必要”だという事。しかし、度が過ぎれば…。
つまり、オイラの目にはどう考えても、これは“イスラム教vsキリスト教”という対立関係を利用した、戦争を促す為の“マッチポンプ”じゃないかと感じてしまうのだ。これだけじゃない、かつての日中・太平洋戦争だって、朝鮮半島の問題も、真犯人は日本軍じゃないかもしれない。が、“戦争”というモノは、その確固たる証拠もろとも焼き払う為、真実はどんなに頑張っても、解明する事は不可能だ。ゆえに敗北者=戦犯として曝し上げられた挙げ句、国際法廷の名の元で捌かれる。戦勝者=英雄として祭り上げられるが、真実を知る者は皆、それを探りし者に何も告げず、闇に葬り去る。
オイラは思う。感情的な“恨み”だけで殺戮を繰り返し、巨万の富みを得んが為に弱者を食い潰し、この世の快楽に溺れて流される者は、本当に助けたい人をひとりも救えない。
“宗教”というモノは、自分ひとりが生きていく中で犠牲になった、森羅万象の“英霊”(正確には八百万の御霊)に対しての謝罪と、その生命を奪い続けた罪罰に対しての救済と、これからの生き様に対する迷いを断ち切る為の誓願を、森羅万象の魂に示す教義と、オイラは解釈している。そしてそれらは、住んでる環境や文化の違いによって、考え方や信仰のあり方が違っても、根本的な部分は同じだ。それがどうして分かりあえないのだろうか?