迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

お盆の競馬場風景

中央でも地方でも、この“お盆”時期は別の意味で稼ぎ時。開催時は帰省客でゴッタ返し、どことなしかノンビリムードが場内を包んでいます。(実際現場は、かなり修羅場ってますが…)
しかし、開催ができるだけでも幸せな方であって、地方競馬の場合、この時期の開催を取り止める場合もあって、かえって収入が無いから8月は“赤字”なんて事もあります。(だから、廃止に追い込まれる訳なんだが…)

中央競馬でも昔はこの時期に開催せず、人馬ともども“夏休み”を満喫してたそうです。しかし、ギャンブラーというのは“退屈”をギャンブル以外の暇つぶし術が無いから、こんな暑苦しい時期でも競馬場へ行って、朝から“アツく”騒ぐ訳です。函館や札幌、旭川といった北海道の競馬場は、中央・地方関係なく風情ある環境下での競馬ですから、それなりにノンビリと観戦できますが、最近の中央競馬のスタンドは、なんでも近代化し過ぎて面白味が無い。(確かに、エアコンが効いてスタンド内は快適なんだけど、家で電話投票やってるのと変わりないから、逆につまんない。)
また、この時期だから面白いのが“ナイター競馬”というヤツ。大井や川崎、旭川では午後3時からゆっくりと開始し、日も落ちてカクテルライトのもとで照らされた砂の馬場で繰り広げられる熱戦を、ビール片手に楽しもうという企画だが、都心で交通の便が良い南関東ならまだしも、北海道ではどうかとは思う。(いや、薄暮競馬なら結構気持ちいいんだけど、夜は半端じゃない寒さが…。)ただ、ナイターや薄暮競馬はできる競馬場はともかく、そういった工夫ができない競馬場は、別の意味で悲惨である。なんせ炎天下での過酷な条件下で、観客も馬も“日焼け上等”な状態で大変から。(ただ、炎天下での冷えたビールは最高に旨いんだが…)園田や姫路の場合、この時期は甲子園で高校野球が開催されているモンだから、実は苦戦してるのが事実。(もちろん、中央の場外でも例外ではない。)こればっかは、関西ならではの現象ではあるんで、仕方がないと言えばそれまでなんだが…。