迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

“犠牲”は他人に押し付けるな!!

イラクの状況といい、ここんとこの政治の混乱といい、どうして自分達の主張のみを通そうとドタバタしてるんでしょうか?確かに幸せになりたいのは、誰だって同じです。しかし、“自分のみ”という概念で考えていくと、他の人はどうなっても構わないんでしょうか?“出口の見えない戦争”…かつてベトナム戦争は、この言葉に象徴される様に、アメリカでもその賛否に関して相当な混乱があったそうです。現在のイラクも、恐らくこのままだと、その時の轍を踏みそうです。まして国連の言う事を聞かなくなっている現政権下では、自分達では気付かないのでは?と、オイラは心配しています。

今回の衆議院解散騒動も、事の発端は自民党内の“55年体制時”から続いている堕落を糺す事に小泉首相が躍起になってるのであって、その結果、亀井氏以下“アンチ小泉”組が新党を結成するなんて事になってます。(ま、今のところは、自分達が勝手に出ていく様に小泉首相が撒いた“罠”に、見事に引っかかった訳だが…。)もちろんそれは、自民党内だけでなく、民主党社民党等、他の既成政党に対しても同じであって、自分達の立場を把握しきれていない方々が、ここぞとばかりに“おバカ発言”をやらかしています。(ここではあえて、その内容には触れませんが…)
本来“政治”というのは、今後の国(小さな単位だと自治会レベル)のあり方と、未来の有権者…つまり子供達に“何”を託すべきかを論じ合う場であって、その範囲はあまりにも膨大な世界です。それを、国民の中から“選挙”で選ばれたたった数人(正確には日本の場合は衆議院でおよそ500人、参議院でも300人程度)の政治家の手で決めていく訳ですから、エエ加減な態度は国民から不審がられて当然です。が、残念な事に、国民が政治に無関心(正確には参加してる感覚が希薄)だと、選ばれた政治家もエエ加減になり、やがて、自分の国の話なのに自分達が“蚊帳の外”になっていて、どうする事もできないぐらいに“腐敗”した状態になります。(この現象は、どんな国家政権でも必ず起こり得る話です。)
そう、自分達のエエ加減な行いが、子供達の“未来”を奪っている事に、未だ気付いてないのです。自分達が善かれと思ってる事も、子供から見れば争乱の“火種”になる可能性は、往々にしてあり得るのであり、自分達の幸福論で“不幸になる人”が大量に出るんであれば、それは決して“幸福”とはよべません。
“御書”には、その事に関して書かれた文章を時折見かけます。なぜなら、仏法(この場合は“法華経”を指す)はこの世に住む森羅万象の生命に、それぞれの生き方にはそれ故の“宿命”があり、それを乗り越える為に“闘う”有り様を解いた尊い法だからです。しかし、“闘う”といっても、武力…つまり外見上の“チカラ”で相手を傷つける様な事ではなく、それぞれの人生で起こり得るトラブルや障害を“どうやって乗り越える”という意味での“闘い”です。だから、“自分達が正しく、他は間違っている!!”なんて言って他人の意見を聴こうとしないのなら、当然ながらケンカになっても仕方がない話です。それを未然に防ぐ方法…それは、人によって様々ですが、とにかくどんな事を言われても、相手の言い分と同じだけの自分の意見を、たとえ相手がどんな肩書きで脅そうとも、示す事が最善の方法なんです。
確かにオイラ達、一般国民は政治家に対して意見する事は恐れ多い事かもしれませんが、元を質せばオイラ達一般国民が選挙の時に投じた“一票”から選ばれた、“単なる国民”に過ぎないんです。だから、ここんとこ努兄がラジオで言ってる様に、若い世代が投票に行って、真贋を見極めた一票を投じる事でエラそばってる政治家をビビらせたら良いんです。大概、当選した候補者の得票数より、落選した他の候補者に投じた得票総数の方が多いんですから、十分なプレッシャーになるハズです。(本来は…。)