迷馬の隠れ家 はてな本館

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オイラとマーティとマーグの話 その15(ノブさんの独り言)

今年の夏の甲子園、どうも後味が悪い感じの結末になりそうです。あ、ども、お久しぶりです。野球好きのノブです。今年はマスターに連れられて、甲子園球場に3回(春1回、夏2回)も高校野球を見に行ったのですが、マスターの趣味で、なぜか駒苫戦ばっかり。(苦笑)その駒苫が、指導員による“暴行事件”を大会終了後に高野連に報告したという前代未聞な不祥事で、深紅の優勝旗を“返還”するかもという報道を聞き、なんだか興ざめしています。この件について、マスターの身体をお借りして、ボクなりの意見を書かせてもらいます。

事の次第についてはあえて言及しませんが、指導員である野球部長が、一部選手の態度があまりにも悪い事を注意する為に、平手打ちしたぐらいで、“暴行”といえるんでしょうか?我々の時代において、“教育的指導”の名の下にゲンコツや平手打ちは、日常茶飯事だったと思います。もちろん、何んでもかんでも殴る事が正しいとは思いません。が、言葉だけで指導できるほど、完璧な“選手”なんて、なかなか居ません。なぜなら、彼等はまだ、高校生…つまりは世間の厳しさを知らない“未成年”です。ですから、高校生が陥りやすい“心の闇”に対して、何がいけないのかをきちんと指導してやる事こそ、先輩として、あるいは指導者としての使命だとボクは思ってます。
しかし、昨今の“暴力”に対しての過敏ともいえる報道のあり方や、世間(特にPTA役員)の論調は、それを知ってる子供達に対して犯罪の“温床”になってる様に思えて仕方ありません。確かに、殴られてケガをした訳だから、保護者である家族の者が訴えるのは正当な要求です。が、その原因が自分の子供がやった“不正”だとしたら、それこそその子の“自業自得”です。
それを過剰に“暴行事件”として取り上げ、さらに今大会の成績を“無効”とする事で解決するというのなら、対戦した京都外大西や大坂桐蔭等の野球部に対して失礼に当たるのと同時に、高校野球を観戦してくれた多くの野球好きに対して申し訳が立たない様な気がします。
ボクは昔、高校の野球部で甲子園を目指した(実際に出場したが初戦敗退…苦笑)事もあり、またその事でスポーツ関連の仕事に就きたいと願った、純粋なる野球ファンです。だからこそ、ファンをがっかりさせる様な制裁を、高野連が降さない様願うばかりです。そして、不祥事を起こした指導員と、その原因をちゃんと見極めない親御さんには、(申し訳ないけど)どんなカタチであれ責任を取ってもらいたいものです。