迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

言葉の“危険球”

情報収集や暇つぶしも兼ねて、“2ちゃんねる”を閲覧する事がある。(特に“我等ラジ関ジェネレーション”をやった時には、このBlogに対して直リンまで貼られてた。)
確かに、まともなネタもあるのだが、大概は偏見と無知から生まれる誤解による、“悪口”が横行する。また、それを良しとしている殺伐とした空気が、サイト全体を覆っている。たとえ信頼得る情報でも、ココで扱われるとなぜか信憑性が半減する。

討論の場としての掲示板なら、"2ちゃんねる”はある意味正常なサイトなんだが、言ってる事と事実が食い違っている事が多い為、その真贋が見分けにくい。また、差別発言や中傷アイコラ、さらには“犯罪予告”まであって、まさにカオスが支配する世界観が“常識”となっている。こんなサイトでまともなネタを書き込んだら、当然の如く冷やかされ、さらには中傷ネタで煽られて、こちらの意図する言葉が歪曲され、最悪の場合は名前やメルアドを曝されて、“荒らし”に遭う危険性が出てくる。
もちろん、同じ“2ちゃんねる”内の掲示板によっては、まともな話で進行したり、ネタとして純粋に楽しめるスレッドもあるので一概には言えないが、多くは“公衆トイレの落書き”以上の悪口雑言のオンパレードである。そんな中で、泣ける話や“電車男”みたいな実話が、本やドラマになってヒットを飛ばすという現象も最近では見かける様になった。これは、それだけこのサイトに世間も関心を持つ様になった証拠でもあり、多くの利用者に監視されている事でもある。
つまり、閲覧する側も書き込みをする側も、互いに“言葉の危険球”の投げ合いをやってるサイトが、この“2ちゃんねる”の正体なのだ。匿名性があるが故に、悪口や虚偽を書き込んだり、それに対して反撃の罵声や風評を書き込む。それを見て煽るヤツもいれば、宥めようと必死になるヤツもいる。そんなパワーバランスが、あの独特のカオスを生み出してるのであろう。