牝馬…もとい、女性一人旅の“失敗しないコツ”

オイラはほぼ、“国内専門”とはいえ、一人でどっかに行く人間である。何度も言ってるが、オイラは牝馬である。ゆえに宿泊先や食事で、ちょっと困る事もある。特に、食事の場合は何とかなるが、宿泊先がホテルならともかく、民宿とかになると予約がしづらい。(かつて“女性一人での使用＝自殺願望アリ”と見なされた時代があった為。)けど、だからといって“一人旅”をやめようとは思わない。てか、女性だからこその“一人旅”ってあっても良い様な気がする。そこで、オイラの経験上から少し、“女性一人旅のコツ”を紹介しようと思う。

“女性一人旅”で気をつけたいのは、まずは、現地での“事件性の高いハプニング”に巻き込まれない様に気を配る事であろう。回避方法としては、基本的にはチェックインした宿から半径2km圏内に飲食店やショッピングモール等が無い場合は、無闇に夜間は出歩かない事です。これはド田舎の民宿だけに限らず、特に都心エリアでも心掛けたい事です。てのは、土地勘が無いエリアに“お邪魔”してる訳ですし、まして夜間の女性一人歩きは、よっぽどの事が無い限り避けたいモノ。ですから、大手のシティホテルやリゾートホテル、温泉旅館では、チェックイン後はなるだけ館内設備を利用し、都心のビジネスホテルや民宿では、その周辺に飲食店の有無と“門限”(最近は少なくなったが、場所によって“午前様厳禁!!”な宿もある)を確認し、できるだけ徒歩での行動範囲も片道で20分圏内(おおよそで半径2km圏内)で行けるとこに限定しましょう。
もちろん、ホテルの館内やショッピングモールが“安全”とは限りません。(こないだのバリ島での爆弾テロのケースもありますし…、テロで犠牲になった観光客のみなさんに、この場を借りて心からお見舞い申し上げます。)が、日本国内において考えると、よっぽどの事が無い限り(強姦等の)犯罪に巻き込まれる危険性はかなり低いです。(スリや置き引きは知らんが…)
服装に関しても、女性らしさをアピールするよりも安全面を考えた場合、必然的に“パンツルック”中心になるとは思いますが、スカートであれパンツであれ、故意に裾を短くしたり胸元を強調する様な格好は、旅先では避けた方が良い。“ナンパ上等”で一人旅に出てるのなら別段、それでも構わないのですが、常識的に考えて男性の“性欲”を抑える為にも、過度な“女性らしさ”は危険です。
化粧品に関して言えば、自分の肌質を考えれば常時使ってる物を持って行きたいのは解りますが、特定のアレルギー疾患を持っていないなら、ホテルのアメニティグッズを活用しましょう。宿泊費には、大概の場合それらの経費も含まれた価格です。エステパックや女性プランを打ち出してるホテルでは、そういったアメニティの部門に力を注いでいて、かなり充実した内容のアメニティグッズを部屋に用意してる場合があります。また、予約時やチェックイン時に申し出れば、それに合わせたセットを準備してくれますので、一度確認を取っておきましょう。(その際に、こっちが“女性一人”で利用する旨を伝えておけば、セキュリティ面を強化した部屋に通される場合もあるので、チェックしておきましょう。)
宿泊するホテル・旅館の館内以外の飲食店を利用する場合、大事なのは“一人で入店しても大丈夫かどうか”です。(味は二の次、価格帯はその次…苦笑)ファミリーレストランや大手チェーンの居酒屋はともかく、店の雰囲気によっては入りづらい店も多いです。(特に焼肉屋とか、地元のビアホールとか…)ポイントは、店内の様子が入り口からでも見えるお店の場合、男女関係なく“一名利用”の客がいる場合は、どんな店でも間違いなく初心者でも利用しやすいですよ。そうじゃないお店の場合は、そのお店の利用客の服装と、退席する客の人数(何人で来客したか)を、レジ前(大概は“入口＝出口”だから、店先にレジがある。)で確認すると、失敗しません。
公共交通機関(列車・バス・飛行機・フェリー)を利用する時も、早朝・夜間便利用はなるだけ避け、ゆとりを持った時間配分で行動できる様、心掛けましょう。但し、どうしても利用せざる得ない場合は、(少々値段が張りますが)目的地までの連絡に、タクシーも活用しましょう。特に早朝・深夜の移動は、非常に危険ですから…。(幹線道路付近ならともかく、路地裏とかはヤバさ増大ですんで。)長距離フェリーや夜行列車(特に“ムーンライト”シリーズの鈍行)は、移動距離が長い分、船内及び車内での犯罪(スリ・ひったくり等の窃盗)が頻発します。できるだけ席を移動したり、トイレや食事時でも、現金や貴重品の類いは肌身離さず持ち歩きましょう。(財布にウォレットレチェーンを繋げたり、簡単に中身を抜かれない様な仕掛けを財布に施しておくと、スラれにくくなりますよ。)
以上、オイラの経験上からでした。