迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

オイラとマーティとマーグの話 その17(シンザン降臨?!)

以前このシリーズで話したが、オイラんちには、約300体以上の“馬ぐるみ”がある。大概はテンちゃんやライちゃんの“媒体”として使ってる訳だが、その殆どがAVANTIというメーカーの馬ぐるみである。で、この秋の“新作”にとんでもない馬がラインナップされていた。

ニホンピロウィナーやヤマニンゼファーはともかく、ついに作ってしまいましたか、戦後最初の“三冠馬シンザン馬ぐるみ。いつもオイラが日高地方に行く度に晴天をもたらすんで、浦河で必ず谷川牧場(シンザンが生前繋養されていた牧場)の前を通過するんだが、この“馬霊”はものすごい霊力の持ち主で、レベル的には恐らく、日高地方のカムイ(アイヌ語で神様、もしくは魔物)達の“御使い”なんでしょう。
シンザンを知らない世代も多いんで、ちょっと説明しておくと、今からおよそ40年前に、皐月賞・ダービー・菊花賞を制した三冠馬で、その後も有馬記念天皇賞・春(ちなみにこの当時は東京も3200mで施行されていた。現在は2000m)も勝ち、“五冠馬”とも称されていた。種牡馬としてもミナガワマンナ(菊花賞馬)やミホシンザン(皐月賞菊花賞天皇賞・春を制した)を輩出した名種牡馬。1996年に亡くなるまで35年も生きていた、日本で生産されたサラブレッドで最も“長生き”した事でも知られている。(ついでに言うと、シンザンの父、ヒンドスタンは現在、浦河の郷土資料館に併設されている競馬資料館で剥製になっていて、その心臓の標本も展示されている。)
ま、ぶっちゃけた話、オイラにとっては“伝説の馬”であり、浦河町ではある意味“シンボル”的存在なのがシンザンなのだ。