迷馬の隠れ家 はてな本館

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日本シリーズ予想“反省会”

意外に早く決着が付いた様なんで、呼び出されました。まずは、千葉ロッテマリーンズ、感服しました。まさか、ああも簡単に阪神タイガースをストレートで降すとは、思いもよりませんでした。それにしても、腑甲斐ないと言うか…あの低堕落では、来年は最下位まっしぐらだよ、ダメ猫どもよ!!

ま、ただっさんの予想が、こうも外れるとはオイラも“予想外”だった訳だが、タイガースサイド…というより、全然日本シリーズの中継を見ずに、何で今年の日本シリーズが“グダグダ”だったのかを検証していくと、やはり“外野”の騒動が遠因になってる様な気がする。つまり“お家騒動”を気にし過ぎた事がファンや選手の“やる気”を削いだ部分も大きいともいえる。
戦略的な面だけでいえば、阪神の敗因の要素はいくつか挙げられる。が、ココではその分析を避けておくとして、何でオイラが今年の日本シリーズに関して、素朴な“疑問”を抱いてる事を素直に書いてみようと思う。
まず、パシフィックリーグの“プレーオフ”だが、ゲーム差が首位と3ゲーム以上開いたチームが、なんで“日本一”なのか?もちろんそれは、ゲーム上のルールで規定されてる事なんで問題が無いのだが、重要なのはそこではなく、日程やゲーム差を考慮すると、開催の必要性は無かった様な気がする。(第一、3位が2位と20ゲーム差だったら、省略したってかまわない様な…。)つまり、今年はどう考えてもプレーオフ制度による“弊害”が顕著だったと言って良いのかもしれない。
つまり、今年の千葉ロッテは、交流戦以降“プレーオフ”を睨んだ戦略で戦力“温存”を図り、日程的に有利な条件(プレーオフ終了後、翌週に日本シリース)で臨める体制作りを行なったという事だろう。もちろん、ルールの範囲内ゆえの“戦略”として考えれば妥当なとこだとは思うが、他のチームは逆をいえば“真面目にシーズンを戦ってきたハズなのに…”とグチるのも無理ない話だという事だ。また、阪神も今年は運が無かったと言って良いかもしれない。今シーズンは“雨天順延”の試合が圧倒的に少なく、早めに公式戦全日程が終了してしまった事によって、試合間隔が“間延び”して、ベストな状況で試合に臨めなかった事も響いてる。
また、“セ・パ交流戦”による情報収集も影響してるといえよう。日本シリーズとオールスター戦以外の試合で戦う事というのは、去年までだと、オープン戦でのデータのみで実際には相手チーム攻略の参考にすらならなかった。が、今年から始まった“交流戦”によって、セ・パ共に12球団全部の戦略データをたてる必要性があった。中日ドラゴンズが躓いた原因のひとつに、“対パ・リーグ戦績データ”が影響した可能性がある。セントラルリーグ6球団だけなら、“打倒読売ジャイアンツ”だけで充分だった訳だが、通常5球団+パ・リーグ6球団となると、実は“檄弱”な戦略である事が露呈した訳である。(その点、阪神の場合、意識が“福岡ソフトバンクホークスに、2年前の借りを返す”だったため、千葉ロッテに弱いトコを突かれたカタチとなった訳だが…。)
つまり、“どう考えても、千葉ロッテ以外は優勝できない”状況があって、それを覆すチームがいなかっただけだという事だ。“八百長”というにはニュアンスが違うが、それに近い状況だった事は否めない。やはり、ウラに“どうしても1リーグ化したい”思惑でうごめいてる“ナベツネの影”がある様な状況下では、まともなプロ野球開催は望めないという事なのだろう。