迷馬の隠れ家 はてな本館

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オイラとマーティとマーグの話 その19(悪夢が正夢になる時…)

このシリーズを何度も読んだ方ならわかるが、オイラにはちょっとした“能力”がある。いわゆる“霊交信”ってヤツだ。(学会員なのに…)
で、ここ数日、病室の様な風景の“夢”を見ていた。病室に透明なテントが張ってあるということは、おそらく白血病エイズによる免疫不全で治療中といったトコだろう。(当然だが、栄養供給や投薬等の管が見える状態。)相当顔色が悪いが、気丈に治療を受けてたのだろう、その瞳には“絶対に社会復帰するんだ”という意志を感じた。が、脈拍も弱く、無機質な生命維持装置の機械音が場を支配していた。やがて、それぞれの機械から緊急事態のブザーが部屋中に響いた…。

さっきなにげにTVニュースを見ていたら、本田美奈子が亡くなったという一報が告げられた。どうやら、“あの夢”の発信主は彼女だったらしい。急性骨髄性白血病が発病しておよそ10ヶ月、必ずもう一度ステージに立つという思いは、とうとう病魔の牙に引き裂かれた。しかし、その気丈に病魔と闘った彼女の思いは、決して負けた訳じゃない。そして、彼女が遺した“歌声”は、決して消え去ることはない。
さっきからマーティとマーグが、彼女の魂に呼びかけている。どうか今は、ゆっくり休みなさいと。そしていつかもう一度、美しい声を響かせる生命に生まれ変われる様、導くと…。オイラにはわかる、彼等も同じ様な病気(二人とも癌で)亡くなったから、彼女の悔しさや、この世に残した愛しき人達の今後を案ずる思いが、彼等と波長が合ったのだ。





この場を借りて、ご冥福をお祈りします…。