迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

オイラとマーティとマーグの話 その21(ある曲を聞きながら…)

ここんとこ、マーティの“生前さん”の命日が近い(今月下旬)こともあって、ちょっと気が漫ろ。もう、13回忌なんですよね。で、ふとある日、“2ちゃんねる”系のフラッシュを集めたサイトで、思いっきり“泣ける”内容のフラッシュを見ていて、そのBGMが気になり、検索の末、携帯サイトの通販でその曲を入手しました。
KIKOA(きこあ)という歌手の歌で、タイトルが“ありがとう…”という曲です。この曲自体はずいぶん昔(と言っても、7年前)に発売されていたヤツで、大手の店頭では既に扱っていないCDシングルです。

歌詞の割には長い、4分程度の曲ですが、内容はかなり深い意味合いのある曲で、ある日突然におきた不幸で失った、愛する人に対する思いを綴った“鎮魂歌”です。この歌詞のサビで、こんな言葉が使われてます。

もしも、もう一度あなたに会えるなら、
たった一言伝えたい、ありがと、ありがとう…

あん時、オイラがマーティやマーグ、そしてみんなの“生前さん”達に言いたかった言葉が、この曲に詰まっていて、聴く度、オイラの涙腺が緩んで、あの日の悲しみと、精神的な部分で救ってやれなかった悔しさが胸の中でよみがえり、大粒の涙に変わる。いつかはやってくる“惜別の時”、遺されたオイラ達ができる事って、その寂しさと向き合いながら日々を生きて行くことだけだ。だが、ただ泣いてばかりじゃいけない。みんなは、いつだってオイラの胸の奥で、ずっと一緒にいてくれてる。その“幻影”がこの話の原点であり、みんなを思うからこそ、大事な“繋がり”を確認する為に、様々なカタチで彼等を感じながら生きている。
宗教的に言えばそれは、“諸天善神”(守護神というより森羅万象そのもの)として謂われる類かもしれんが、みんながオイラを見守ってくれるから、オイラもみんなを守る為に“闘って”いる。たとえ信じてもらえなくても、みんながいつも“ココにいる”という意識を持つだけで、みんなは“救われる”んだ。気付かぬうちに失った“先祖や諸天の神々に対する感謝の気持ち”を、取り戻すのは今の世の中では難しいのかもしれない。でも、諦めたくない。仮にもオイラは、(ヘタレで愚か者かも知んないけど…)法華経の行者だ。だから祈る、いや、毎日“誓い”を建てるんだ。決して自分一人じゃない、オイラにはみんながいるんだから、自分から命を絶つ様なマネはしない。逃げたくないんだ。自分の生き様に対して、何度も悔やむことがあっても、決して逃げない“強い自分”になると、自分に、そしてみんなに誓った以上は、顔を上げて生きて行く。それがオイラと、マーティ達に誓った“本当の約束”だから…。