迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

特急いなほ14号で事故に遭われた方に、お見舞い申します。

4人程亡くなられたとのこと、遺族の方には、お悔やみ申し上げます。ニュースで見て、改めて甚大なる事故であることは確かです。しかし、今回の事故は、(多少はJR東日本の判断ミスもあるが…)福知山線脱線事故とは違って、自然災害であることは間違いないです。全線復旧にはこの時期ですから、天候次第な部分はあるかとは思いますが、どうか焦らず、万全を喫した上で、ゆっくりと待ちましょう。

どうも、スレッドを読んでいたら、やたら鉄道交通を叩くバカが多い様だが、鉄道がなかったら、山奥の集落や海辺の漁港からだと、トラック輸送がコストが掛かるってのを、知ってるのか?だいたい、日本の物流システムは元来、鉄道輸送を想定して作られたモノであって、高速道路や一般国道でのトラック輸送は、近距離に限定していた歴史があるんだぞ。つまり、本来なら長距離でのトラック輸送なんてのは想定外で、貨物輸送を目的とした鉄道を整備した訳で、旅客扱いはそのついで程度だったんだよ。今でこそ旅客“しか”使えない路線ばっかだけど、国鉄時代からの“赤字ローカル線”といわれた区間は、元来は“貨物専用”区間だったってのを忘れちゃ困るぜ。まして、私鉄でも昔は“貨物取り扱い窓口”があって、その名残として、名古屋鉄道西武鉄道等鉄道会社の子会社に、トラック貨物輸送の部門があるんだぞ。(こういうのは、オイラは職業上詳しいんで…。)また、地球温暖化や燃料費の高騰を考えると、鉄道や船舶による大量輸送が本来なら理想的だが、時間的なコストパフォーマンスから、泣く泣くトラック輸送で担当ドライバーに無茶を言って、やりくりしてるだけ。オイラから言わせれば、鉄道の整備こそ、今後の物流システムの構築には欠かすことのできない分野であって、必要以上な高速道路の開発こそ“環境破壊の元凶”だと思ってる。(ドライバーとして考えれば、高速道路があると便利なのは確かだが…)本末転倒な“鉄道廃止論”を展開するより、運行を行っている区間の気候や地形に合った車両開発と、事故が発生した後の地元警察や消防(さらには応援にきてくれた自衛隊)、国交省との連携で事故(災害)現場の復旧と、無理な場合の“代替交通”の整備を訴えた方が早い。それがオイラ達“利用者の権限”であり、本分じゃないかな?鉄道を廃止したって、“交通事故”ってのはなくならない。むしろ、“利益”を追求することよりも、接客としての“安全性”向上と、正確な情報を公開する“誠実さ”が今後のJRグループにとっての課題だと思う。そういった意味では、どこの鉄道会社も同じだと思う。