迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

いくらなんでも…。

今日の早朝、下関駅の木造平屋建ての駅舎が全焼するという火事があったが、どうやら、70超えた爺さんの放火だったとのこと。しかも動機が

「腹が減ってムシャクシャしていた。」(毎日新聞のWeb記事から)
ということらしい。オイオイ、そんな理由だけで、みんなが利用する駅に放火するなんて、バカとしか言い様がないわ。だいたい、“誰か”に食べさせてもらおうとする魂胆が間違っているからであって、“自分で”なんとかしようと奮闘している他の高齢ホームレスに失礼な話。変なプライドで自分を誇示してる様なホームレスって、結果的には自滅するだけやで。
まぁ、ホンマはこの爺さん、この放火の“犯人”として名乗り出たのは、刑務所でキチンとした食事にありつきたいからの行動だろうとは思うが、元・鉄ヲタとしては、こういう理由で鉄道交通網を寸断したことに関しては、絶対許せない。

この駅は、新幹線を除く(別ルート経由なんで)全ての列車が関門トンネルを通過する際には必ず止まる駅で、この駅と九州の“玄関口”である門司駅との間だけ牽引するトンネル専用機関車(車体がステンレス製で、耐塩性が高いヤツ)の連結シーンが“最大の見せ場”という、鉄ヲタにはちょっとした“お楽しみ”があった。で、昼間に駅にいると、やたら“無気味”(地元には失礼だが…)なテーマソング(西口付近のショッピングモールの歌らしい)が聞こえるという、ある意味“賑わい”がある駅周辺だったとオイラは記憶している。てのも昔、オイラは夏の小倉競馬場遠征に“ムーンライト九州”をよく利用していたんで、この付近にはちょくちょく、立ち寄ったモンである。(小倉を拠点に、門司や下関をよく探険したモンだよ、学生時代は…。)
まぁ、オイラから見たら下関周辺って、オイラのオカンの故郷(現在は長崎県S市の一部に“格上げ”したが)に近い風景。海に面していて、建物が密集してる割には空が広い、若干クルマの量がアレだが(オカンの故郷は最近になって本土と橋で繋がったが、小さい島なんで…)のほほんとした雰囲気は、まさにそっくり。ましてオイラの住んでる大阪南部の都市より開発が遅れてる様な…。(てか、オイラが憶えてる範囲では、今より30年前の某駅前みたいw)対岸の門司港小倉駅周辺の方が、いろんな意味ではるかに“都会”である。
ただ、しばらくは在来線が使えないのが悔やまれる。レールやホームが無事だっただけに、肝心の運行管制ができない(信号ケーブルやコンピュータが使い物にならない状態)らしいんで、まだまだ関門海峡を挟んでの鉄道を利用した物流に混乱が生じるのは確か。これを機に九州方面のブルートレインが全部“廃止”なんて事に、ならないと良いのですが…。