迷馬の隠れ家 はてな本館

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あどランアーカイブ その14(主役になりきれず去ったアナの話)

番組の“発起人”である努兄や、企画がハマって“英雄”になった薫兄は、ある意味あどランでの“主役”ともいえるアナである。また、時さんみたいに、常時“進行役”に徹したアナもある意味“主役”といって過言ではない。(晩年期におけるみんなの“おもちゃ”役だった田丸アナや、千里丘時代のコンちゃんも、ある意味そうだが…。)しかし、中にはせっかくコーナーでの“主役”を命ぜられたのにも関わらず、全然目立たなかった“じみへん”アナもいる。番組の性質上、“主役級”が暴れ倒したってのも原因だろうとは思うが、若手や中堅のアナならともかく、ベテラン勢でも、結局はその魅力が視聴者にはわかってもらえず、いつの間にか姿を消したアナも多かった。

人事異動などでアナを“引退”する時は、その引退式を番組内で執り行なう事が多かった。特に人気のあった長井展光アナ(現在はデジタル推進室のおエラです)の時は、1コーナーを丸々潰してのお祭り騒ぎになっていたし、小池アナの場合は番組そのものが“小池アナ引退記念放送”みたいな状況になっていた。また、複数形(同時に2人以上異勤など)での引退式の時は、当人と関係のあるアナ(同期や担当番組内での先輩・後輩など)が進行役になり、そのアナ達の活躍を振り返るなんて事もやっていた。
しかし、中にはその“引退式”をやってもらえなかったアナもいる。特に後期(茶屋町時代)ではほとんど“引退式”をやらずに、静かに番組エンディングで挨拶をする程度でとどめた。その傾向が強くなったのは、努兄が制作部(番組途中から、アナの業務と兼任していた)へ完全に異勤をした時以降で、三上智恵アナ(現在は琉球朝日放送に籍を置いている)はMBSから引退する際に、軽い挨拶程度でとどめたと記憶している。しかし、一番地味な“去り方”をしたのは、オイラが確認した範囲では、千里丘時代の鎌田正明アナ(この時は報道部に異勤となった)ではないかと思われる。(オイラの手元にある“あどラン本”3冊には、引退時の記載がない。)
番組をやってる途中でアナとして“復帰”したのは良いが、取り扱いが“地味”だったのは松井昭憲アナ(そういや、この方は今年の7月で定年でしたなぁ…)で、復帰最初にオープニングでのMCだったが、その後がパっとしなかった。(やっぱコンちゃんと“セット”でなきゃ…)
在籍中ずっと“地味”だったといえば、増田一樹アナも忘れちゃいけない。彼の場合、ホントに“主役になりきれない”まま異勤になり、3年くらい前にひょっこり“復帰”したのだが、イベントなんかでは登場する様なんだが、(放送用の)マイクの前に戻った形跡が(オイラの記憶では)ない。(おそらく、デスク業務の補佐として戻ってきたのだろう)