迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

何事も“情熱”なしでは成就しない

このBlogを利用する方の中で、現在高校生or大学生で、将来アナウンサーになりたい方限定で、今日は書いておく。ここんとこのアクセス件数を見てみると、どうやら“生田教室”に関しての情報を求めてアクセスしている方が多い。勘違いされては困るが、オイラは単なる“オジアナヲタク”であって業界関係者ではない。(ごく稀に、業界関係者がコメントを書いてくれる事はあるが…。)悪いが、オイラんトコで参考になる事は、オジアナに関するオイラなりの評価と、かつて彼等が所属していた放送局での活躍ぶりに関するデータ程度だ。よって、オイラが知ってる範囲では、とてもじゃないが“生田教室”に関するデータじゃないんで、閲覧してもムダなだけだと思う。

過去のコメント枠でも書いた様に、“生田教室”にこだわるよりも、どうしてもアナウンサーになりたいという“情熱”を大事にして欲しい。“My favorite announcer”シリーズで取り上げたアナ達も、殆どの人はアナウンサーになりたい一心で勉学に励み、話し方やアクセントに苦労しながら今日に至ってるのであって、決して“名門のアナ養成所”の門下生だからといって、アナウンサーとして成功してるかといえば、そうでもない人の方が多いと思う。(一応、大学別による“派閥”みたいなモンは存在してる様だが…。)
問題なのは、出身大学やアナウンス養成所の知名度ではない。“どんなアナウンサーになりたいか?”あるいは、“誰に憧れてアナウンサーを目指してるのか?”であり、その為の手段のひとつとして、“生田教室”や“レースアナウンサー講座”(ラジオNIKKEIが主催している、実況アナ育成の講座)等アナウンサー養成のカルチャースクールに通うのであって、そこに入りたいからとガサゴソするのは、本末転倒な話である。また、放送局に入社(NHKは入局)したからといって、アナウンサーとしてデビューできるとは限らない。本気でアナウンサーになりたいと思うなら、それに似合うだけの努力もさることながら、最初の目的を果たすまでは、高いポテンシャルを維持する事…つまりひたむきなまでの“信念”を“情熱”をもって貫き通す事である。
現に薫兄の場合でも、“マラソンの実況ができるアナになりたい”という思いからシャカリキになってスポーツアナを目指し、(結果的には競馬実況専門だったが…)大願成就した訳だし、谷口アナも“阪神優勝を自分の言葉で伝えたい”という思いから、一念発起でやってのけたのは、“My favorite announcer”シリーズのバックナンバーを一読されれば理解していただけるだろう。
努兄も“らじゼミ”で何度か言ってたが、重要なのは真剣に自分の“やりたいこと”に向き合う姿勢であって、大学や養成所の“肩書き”や“謳い文句”なんかじゃないってこと。(ま、参考までに、コレでも読んでみて。)学んだ事を実践で活かせて、初めてその教えの正しさを実証できるのであって、“師弟不二”(していふに:本来の意味は、師匠は弟子を守る為に闘い、弟子は師匠を守る為に先陣を切る姿は、ともに尊いという仏教用語)の精神とは、立場が違っても目指すモノが同じなら、同じ様に実証を示せるってこと。逆をいえば、“ブランド”だからとか、“名門”だからという“驕り”は、その安心感故に堕落を生み、結果的に自分の為にならないだけでなく、所属する組織のイメージを汚し信用をなくす事になる。当然だがそれは、先代達が培ってきた伝統をブチ壊す事と同じである。
何度も言うが、大事なのは自分が掲げた志に対する情熱を保ち続ける事であって、学校や養成所での訓練を受ける事は、その為の手段でしか過ぎないこと。“ブランド”にこだわるのではなく、自分の夢を叶える“修行”はどこでもできるということを悟れば、必然的にいろんな人からアドバイスを得る事ができる様になる。あとは、その夢を現実に変える為に払う“代償”を覚悟する事…その勇気こそが自分の未来を創造する糧となるのだ。