迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

My favorite announcer “NEXT” vol.7

本編(佐々木美絵アナの回)が“2ちゃんねる”で、一部ファンによって勝手にリンクを付けちゃった様なんで、そこから来た往年の“ヤン木”ファンの為に、リクエストにお答えしましょう。“ちちんぷいぷい”に欠かせない存在、角淳一アナの話です。但し、この"NEXT"枠は、あくまで本編の“おまけ”部分であり、かなり“手抜き”な状態でまとめさせてもらう。また、オイラの手元の資料(あどラン本3冊+ヤンタンブック少々…)とオイラの記憶のみでの構成なんで、データ上の抜け落ちはご了承あれ。

おしゃべり好き&ジョーク好きが高じて、大学時代は落語研究会に在籍していたんだが、就職を考えた時に、それを活かせる職はないかと考えた挙げ句、アナウンサーの道を選んだ。が、あまりにもキツい“河内弁”がネックだったんで、それを克服しようと生田教室に通う事になる。そしてMBSのアナになれたのは、ある意味“運の良さ”が影響している部分がある。てのも角アナ自身、実は関学に入るのに一浪していて、もしもストレートで関学に入っていたら、ABCのアナになってた可能性があるとの事。(実は求人がそこしかなかったらしい…)ただ、彼にとっての“不幸”は、同期入社の青木和雄アナと板倉俊彦アナが早稲田卒で、しかも“標準語@関東”が使えるから、即戦力として期待されたのに対し、角アナの場合、なかなか“標準語@関西”すら習得できない状況だった為、あまり期待されてなかった様である。
そんな状況が一変するのが、ヤンタンのMCへの抜擢である。そしてその相手が…ハイ、あの“エロ落語家”だった訳ですな。なんで角アナが鶴光の相手になったかというと、要するに“河内弁”でのトークというのが斬新だったという事と、意外と(と言うと失礼だが…)職務に忠実な真面目青年だったから、鶴光が“からかい易い”という利点があったと推測される。(ただ、それ故に先輩アナ達から毎回の如く、叱られた訳なんだが…。)この事が影響して、角アナはニュースを読む機会に恵まれず、とうとう標準語をマスターする事はなかった。しかし、それが後に“ラジオの鉄人”として、あるいは“MBSのマスコットアナ”という地位を確立するきっかけとなる。
そんな彼に、とんでもない“病魔”が襲う事となる。今から10年くらい前に自宅で、脳梗塞で倒れたのだ。確か左半分が麻痺し、投薬治療(手術はしていない)とリハビリで、1年近くマイクの傍から姿を消した。丁度、逸見アナが亡くなってあんまり時間が経ってない事もあって、関西在住の多くのファンに衝撃が走った。(そういや、逸見アナと角アナって、“タメ歳タメ学”なんだよなぁ、確か。)
ちちんぷいぷい”を見てる人ならお気づきだろうが、彼の席にはいつもペットボトルが置いてある。アレは、治療薬(降圧剤、もともと高血圧なんで。)の影響で常に口腔内が乾燥し、本番中に咳き込むのを抑える為に用意された水である。また、体調に考慮し、状況が許せばフル(4時間)で、無理そうなら15時以降の出演という風に加減している。しかし、関西での人気は未だ衰えず、むしろ注目度の高いアナのまま定年を迎え、現在でも“専属パーソナリティー”としてレギュラーをこなすのは、超人…否“不死鳥”といっても良い。ただ、もう昔の様に深夜のDJや“夜はクネクネ”みたいなロケ番組は、体力を考えると無理である。とりあえず、“ちちんぷいぷい”ファンの為にも、無理せずマイペースで…と、言ってやりたい。