迷馬の隠れ家 はてな本館

旅好き・馬ぐるみゃー・オジアナヲタクな主婦の、雑多なコンテンツですw

9kHz毎にある“数字の魔法”

以前某雑学番組で取り上げられたネタではあるが、日本で放送されている中波(AM)ラジオの周波数は、必ず9kHz(キロヘルツ:周波数の単位)毎に区切られている。ウソだと思う方は一度、周波数の数字を隣同士ひとつずつ足していってみよう。すると最後は9か“9の倍数”になる事が分かるだろう。コレは、“9の倍数”が持つ特徴で、“9の倍数”の場合、隣合った数字をすべて足すと、必ず“9の倍数”である“証拠”として最後は9になる。他の数字の倍数では、なかなかそういう風にはならないんだが、なぜか“9の倍数”だけはこうなる。実は以前紹介した“お念珠”も、この“9の倍数”である“108の煩悩”を数える為にそうなったと説明したが、人間が使う道具の殆どは、この“9の倍数”を基本にした“数字の魔法”で支配されているといって良い。ただ、古代のインド哲学には、この発想の上を行く考え方として、“ゼロの概念”(つまりは仏教における“円教”の概念)を生み出した。つまり、数字の“0”はインド発祥の数知的概念であり、コレによって“数学”の基本は“10進法”という考えが一般的となったのである。

まあ、モノは試しに。例えばCRKの周波数は558kHz。コレを
          5+5+8
とやってみると、答えは“18”になる。で、またコレを
           1+8
にすると、答えは“9”となる。
つまり、この周波数は“9の倍数”であるという事が証明できる。
で、面白いのが、最近またリメイクされた映画“オーメン”のキーワードである“ダミアン”の数字。コレも実は“9の倍数”なのである。コレと同じ数字の周波数の放送局が、日本に存在するといえば、ちょっとびっくりするかもしれない。何を隠そう、NHK大阪放送局の第1放送(TVでいうトコの“総合”の部分)の周波数である。(プリセット機能つき中波ラジオで受信すると、ちゃんと表示してくれますwちなみにNHK大阪第2放送は、828kHzです。)
中波ラジオ放送のある殆どの国では、この“9の倍数”毎に周波数は振り分けられているんだが、中には10kHz毎に周波数を振り分けている地域もある。そういうトコの放送番組の殆どは、その国の政府が行なっているプロバカンダだったり、国外で活動するスパイ達に対して発令された“作戦暗号”だったりする事も多い。そんな電波は今宵も、日本だけででなく世界中をユンユン飛びまくってる訳である。